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「空の巣症候群」の過ごし方 #3

50代も半ばにさしかかり、子育ても一段落。
中学校非常勤講師の私には、少しだけ自分の時間ができた。

行きつけの図書館がありまして…

いつも子どもと一緒に通っていた隣町の図書館。居住地の図書館は車で10分なのに対して、こちらは15分ほどで大差なし。しかも、隣町の図書館は自治体の規模も小さいこともあって、申し訳ないが利用者が少ない。町立なのに山の上にあって立地条件も良くないのだ。でも、人が少ないから落ち着くし、借りたい本もわりとすぐに借りられる。

最近は、勉強禁止の図書館も多いと聞くけれど、ここは1日勉強していても大丈夫。テスト期間や受験シーズンには、置いてある机が中高生でほぼ満席になる。(完全に満席にはならない)
コロナのときはさすがにダメだったが、上の子も下の子も本当にお世話になった。

この図書館には子どもが小学生の頃からよく一緒に通った。

読みたい本がなかなか読めなくて、貸出期限ギリギリ、夕方4時頃に行くこともあった。そしてゆっくり本を選んで閉館時間になる。

紅葉の頃の夕方 図書館の玄関

今は、だいたい私一人。

今日は朝からパソコンを持ち込んで仕事をさせてもらった。涼しくて静か。おかげさまで捗って、中間テストがほぼ完成。

「自由にお持ち帰りください」と書いてある古本の中から教材研究に役立ちそうな雑誌ニュートンを数冊もらう。

司書のKさんに勧められて館内イベントのクイズに参加。
作者やあらすじをヒントに本をさがす。「発見!」
正解の本を開くと、美しい切手が付いたしおりが挟んである。

本を開くと、こんなきれいな切手の付いたしおりが…


ずっと前に読んだ本に呼ばれたような気がした。もう一度じっくり読んでみよう。
お昼も過ぎたので、この本とあと3冊借りて今日は失礼〜♡





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