
Photo by
kudaranaki
黄金道路 #5
夏になれば北海道の海辺ではハマナスの花が香り、砂浜は波に洗われ、遠くにかすむ真っ白な灯台の姿が、一幅の絵のように輝いている。
アイヌは、彼らの関わる周りの自然全てが、神様という大きな生命である。その神様にいつも感謝し崇める。
そこから、地球上のあらゆるものを大切にしようという心根が醸成されてきた。誠に素晴らしいことである。
この地球上のすべて(動植物)に神様が宿り、それらによって我々は日々生き続ける。
そういう思想なり考え方が人々の心に広く宿ることが、差別や蔑みなどが減り、人権重視の世の中になるであろう。
そうなることを強く願う。