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散歩録@相生

 姫路市民になり5年目を迎えるが、まだちゃんと行ったことのなかった町、相生。会社の先輩方とぷらぷらしてきた記録を書き留める。

1.ペーロン温泉

 お湯に浸かり疲れをとり、周辺の居酒屋でビールを飲む。これが我々のもっぱらの定時後の過ごし方になりつつある。この日も一番の目的地は、お湯。初めて行ったペーロン温泉は最高であった。浴槽もいろいろあるし、露天風呂からは相生湾が見渡せる。そしてサウナもあるのでしっかり汗を流せる。一緒の湯に浸かりながら話をすると、不思議と腹を割って話せるような気がして、その時間がとても好き。風呂後はやっぱりフルーツオレで中締め。

値上げしたっぽい
この昭和の雰囲気。すばらしい。

2.中華料理 「朱」

 温泉を出るとタクシーで「朱」に向かった。先読みしてタクシーを呼んでいた先輩がさすがだった。(本来は一番下っぱの私の仕事。)
 お湯に浸かりに行くときはいつもその周辺で食事処を見つける。暗黙のルールはザ有名店ではなく、地元の方が通うようなディープだが旨い!みたいな店を探すことである。今回もその流れで町中華に行ってみた。やはり地元の中華は外さない。風呂上がりのビールと焼き豚、餃子は至高。チャーハン、油淋鶏、もやし炒めを頼んだがどれも美味しかった。
 先輩のうち一人は加古川散歩で同行したHさんである。いつも以上に胸の内を明かしてくれた。歳を重ねるにつれた心境•価値観の変化を聞いた。本当に常々感じるが、彼のお話はけっして説教臭くなく、節々に歩んできた人生からくる深みのようなものを感じる。また一つ勉強をした。

入り口が渋い。

3.カフェ 「トキシラズ」

 二次会(締め)はカフェ。男4人で何とも言い難い締めだが、トキシラズがまた非常に良かった。店内は古書〜現代本、雑誌まであらゆる書籍で溢れている。マスターが古本鑑定資格を有しており、カフェの傍ら、本の買取を行っているようだ。本に囲まれた暖色の灯りの中で、チーズケーキとコーヒーをいただいた。おもむろに店内を見て回ったり、ちびちび話したりでとても落ち着いた。

コーヒーとシンプルチーズケーキで締め
歴史を感じる古本がたくさんあった。


 一日の心の充実感をよそに、ぷらぷら相生の街を歩きながら帰路に着いた。相生の一部しか触れられてないが、本当に楽しい日であった。これからも足を運びたいと素直に思えた。

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