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「不幸な自分で居る」のを辞める

生きづらさを抱えているアダルトチルドレン、その生き方の基本は「不幸な自分で居ることが安心であり、安全である」というモノです。

とてもおかしな日本語だし「不幸な自分で居たいと思っている奴なんていないだろう」と思われて当たり前なんですが、人のココロは不合理に出来ていて、自分では気付いていなくても実際にそんな生き方を続けていて、日々がつらい方もたくさんいます。

この生き方はその方が生まれ育った環境に影響され、そこで自分が「安全に」生き延びるため、身に付けたモノです。

つまり、そこで育つ子供は自ら進んでそうしたわけではなく、好きでそうなったわけでもなく、そうしなければそこで生きられないから仕方なく「無意識に」身に付けたモノです。

ですがこれらは皆、無意識下で行われていることなので、自分ではなかなか気付けません。

物心つく頃からそのような生き方をしているためその生き方がその人にとって「普通」であって、その家庭環境が「普通の家庭」となっていて、他のそれと比べることがなかなか出来ないため、自分自身の生き方の問題に気付くことが出来ないんです。

それはやがて大人になって、自らの生きづらさに気付き、それをを抱えながらも、何故そうなっているのかが分からずに苦しんでいるわけです。

人生は有限です。

今を生きづらいと感じ、つらい日々を送っている方は自分のこれまでを振り返って、不幸な自分で居ることを当たり前として生きて来ていると気付けたら、そこから自分の「生き方の問題」と向き合って、その生き方を変えていけるように出来たら、そこからの人生は良い方向へと向かって行けます。

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