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レベル42

おはようございます。今日、歳が1つ増えるアラフォーです。

嗚呼、うつ病で、独身で、貧乏で、どうしようもない人生が過ぎて行く…と、悲観していた私に、

歳が増えることを、レベルアップと教えてくれた人がいた。

20歳なら、レベル20。還暦なら、レベル60。ラスボスもあっという間に倒せそうだ。素敵な、美しい歳の重ね方をしたいと思う。

誰もがそうであろうが、私は、美しいものが好きだ。音楽、絵画、ファッション等等。

特に、絵を描くことも見ることも好きだ。

漫画は読むものではなくて、見るもので、1ページ進むのにとても時間がかかる。

1マス1マスの絵をじっと見て、こんな綺麗な絵が描ける漫画家さんを尊敬、と思うので、時間がかかる。

私は絵が好きだが、下手の横好き。

姉が美術専攻。それに比べたら劣る私の絵は、常に姉から馬鹿にされていた。

なので、私は、才能が無いから諦めよう、と思っていた。

だけど、私が好きなことに、誰が文句を言う権利があるのだろうか?と、最近、ふと思った。

人様に迷惑をかけることはしてはいけないが、そうでなければ、好きなことの選択は、自由な筈だ。

ずっと、自分で自分を縛っていたのだ。

過去に酷い虐めを受けて、常に、自分を否定する癖がついてしまった。

人の目を気にして、自分の気持ちを押し殺してきた。

だけど、最近、それは正しいのだろうか?と思った。

私を虐めた奴らは、正しいのだろうか?

私は間違っていたから、小学生の頃に虐められ、大人になっても、職場で虐めにあってきたのだろうか?

生きていることが辛い。

でも、どんな理由があろうとも、虐めを正当化する理由にはならない。

間違っているのは、奴らなのだ。

それなら、奴らが私に浴びせた罵声や罵り、蔑みを信じて、自己肯定感を殺して、自分を否定してきた自分は、正しくない。

捻じ曲げられた正しさの奴隷だった自分を、解放することにした。

私は、私を肯定することにした。

私は、間違ってなんか無い。

自分を信じれるのは、自分だけ。

私は、この負のスパイラルから抜け出すんだ!

見てろよ!神様!

笑われたって、これが私!

これから、私の、快進撃の始まりだ!

独身アラフォー、図々しさ撒き散らしながら、前進します!

特に秀でて何が出来る訳でも無い。

でも、何も出来ない訳でもない。

諦めたら、それで終わり。

精神病に、終わりは無い。ずっと、付き合っていかなくてはならない。(完治より寛解が多い)。

私は、それを、出口の無いトンネルの中を、ずっと走り続けなくてはならないのだと思っていた。

だけど、違った。

出口は直ぐそこにあったのに、私には、見付けられなかっただけだったのだ。

苦集滅道。

苦しい時に、救いの光が寄り添ってくれていたなんて、気付かない。いや、気付けない。

気付けなかった私が愚かで、どうしようも無い人間だった訳では無い。

誰だって、辛い時には、気付けない。気付けないから、辛いのかもしれない。

本当に、辛かった。苦しかった。虐め、両親の死、姉から受けた暴力。貧乏。

神様を恨んだりした。心が、まっくろくろすけだった。

でも、それすらも、肯定することにした。

私は、私を磨くべく、神様が沢山の試練を与えて下さったのだと思う。

辛く苦しいことは、私を磨く砥石。

だけど、それらの経験が、今後の私の人生を鮮やかに彩り、いつかきっと、美しい大輪の花を咲かせるだろうと信じている。

私は、私を励ましながら、一歩一歩、少しずつ進んで行きたいと思う。

心を美しく、敵は自分にあり。

今日から、レベル42!

ここまで読んで下さり、ありがとうございました。

皆様にとって、今日が、素敵な1日であります様に。



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