【詩】コーヒー
スパゲッティの孤独から
素麺の底まで行こう
薄日に翳されたかげろうが
コーヒーの湯気にきらめく
浮ついた幻影に
あの子が微笑む
あちら側とこちら側のあわいに
びっくりして立ち尽くす
道路が変わって
風が変わった
そんなように
わたしの構造が
変わったのかな
スパゲッティの孤独から
素麺の底まで行こう
薄日に翳されたかげろうが
コーヒーの湯気にきらめく
浮ついた幻影に
あの子が微笑む
あちら側とこちら側のあわいに
びっくりして立ち尽くす
道路が変わって
風が変わった
そんなように
わたしの構造が
変わったのかな