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【詩】家路


10000kmはなれたみたいに
わたしの周りは急にひっそりとして
家までの小路だけに
それぞれの灯がゆっくりとながれている
滲んで
ぼんやりと見て
とぼとぼと歩く
明るみを恥じらうように
灯はほんのり闇に浮いている
今日の断片を拾い集めてあなたを想う

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