瀉血という考え方(素人)

瀉血というのは、古代ヨーロッパや中医学でもあったようだ。

たとえば、井穴療法では副交感神経を刺激し、リラックスにより自律神経の調整をはかる。
逆に、副交感神経優位なら、交感神経刺激により、バランスをとる。

また、瀉血…汚れた血液を排出する目的は、末端から汚れを取り去り、リンパの流れを良くするのもある。

副交感神経優位は、排出や分泌が強くなるという。
リンパは排出機能をもち、身体の…体液のデトックスに役立つ。

やや、飛躍して考えると、末端やその先にある臓器、脳なども、活性化するためには、リンパの流れを良くするというのもある。
いままで脳の排泄機能が気になっていたが、リンパの役割があると知り、腑に落ちた。

首の後ろを温めるとか、マッサージもまた、体液の流れを良くして、排泄機能を高める作用はあるらしい。

重病で言われるのは、血液の汚れと身体の冷えである。
そんな中で長年すごせば、大病をしない方がおかしくない。

中医学の「けつお」の考え方以前に、身体の冷えは血管を収縮させる。
寒さの中にあれば、交感神経優位なり、逆に入浴などすれば、体毛が開き副交感神経が優位になる理論である。

(※)この分野は、免疫、ホルモン、神経系など、組み合わせによって、色んな体へのアプローチがあり、深く勉強できる。

漢方のなかには、副交感神経刺激剤のようなものもあるが、今流行りのエナドリなどは大抵が交感神経刺激剤である。

カフェインなども良い例だろう。

むしろ、交感神経刺激剤などは「借り」として考えなければ、あとでしっぺ返しがくる。


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