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自分に向けた命令?〜ココロの奥底に流れている「共通するなにか」について

こんにちは、心月です。

年末が近くなると増えるのが個人セッション。ボクもいろんな方とお話しさせていただいているのですが、あるとき、共通した傾向が見えてきました。

今日はそんな「共通項」の中から、最近特にボクが「超重要!」と思う一つの傾向(パターン)についてシェアしたいと思います。

■シンドイ想いの根底にある〇〇否定

このパターンはどんなジャンルでも同じです。年齢、性別はもちろん、たとえば、占いをされる方や、数秘術、カウンセラー、フリーランスのモデルさんや、アーティスト、はたまた会社員や主婦の方など、その方の「職業・環境」にもまったく関係がありません。

さて。ひとのココロの奥底に流れている「共通するなにか」。
ボクのページをご覧くださっている方は、なんとなくお気づきかもしれませんね。

基本的にボクたち人間は、想っている以上に自由でゆたかな存在なのですが、相対的に、不自由で不足感でいっぱいな気持ちになるモノです。

人生が全然うまくいかない。ツマラない。過去にいいことなどなかったし、損してばかりでシンドイことしかない。

やりたいこともないし、自分に興味ない。何かに夢中になったこともないから、生きていてもぜんぜん楽しいを感じない。
だから生きる気力とかよくわかんない。

そんな感覚を持っている方がいたら、一度、考えてみて欲しいのです。
そもそも、

“なぜ、どうして、それほどシンドイ人生なのでしょうか?”

生まれた環境がよくなかった?親ガチャ失敗?時代が悪かった?あなたの努力が足りないせいでしょうか?それとも前世のせい?星の巡り合わせがイマイチだった?

いろいろ出てきますね。

いいんですよ、ここはイメージで。もちろん、思い込みの世界ですから事実ではありませんよね。


■自覚できていないの「信じこみ」

で、ここからが大事なこと。
実は、もっと根本的な原因があるのです。

シンドイ想いや、同じような感覚を持っている人の中で起こってることがあります。それは、無意識レベルで

“自分存在の否定”

をしてる自分がいるのです。

こうして文字で書くとショッキングなのですが、あえてこの感覚を言葉にすると

「生まれてこなければよかった」
「わたしはここにいてはいけない」
「存在してはいけない」

という感覚です。

ボクのCOCOPOIメソッドでは、これを「ラスボス」とお伝えしています。

自分自身のいのちや存在そのものを禁止するゲームにどっぷりハマっているといつも登場するキャラクターだからです。

この感覚を一般に「信じこみ(思いこみ)」とも言います。ですから、あくまでもこれは事実ではなく、そのひとの信じこみでしかありません。いつからか、そう信じこんでしまったため、そう感じるのです。

つまり、無意識のうちに根付いてしまっているのです。



お話を戻すと、セッションなどのご相談では、この“自分存在の否定”の感覚を抱えている方がほとんど。
お気づきになっている・いないの違いはあっても必ず持っている感覚です。

また、あまりにも深く、自覚できていないのが「信じこみ」の基本。
前途したような否定の感覚をじっくり感じたり、真面目に考えてしまったらあまりにも怖いので、そこに触れないようにフタをしていることもよくあります。

でもそれは、確実に自分の内側に、誰にも見せられない闇となって存在している最大の「怖れ」です。


■おかしなベクトルが発動するとき


この“自分存在の否定”があると、人生はシンドく、辛く、苦いものになります。

なぜなら、根本的に「私はこの世に存在してはならない」という自分に向けた命令になっているから。


「生まれてこなければよかった」はつまり「生きてはいけない」という意味になります。「存在してはいけない」も同じようなニュアンスです。

これってキツイですよね。
今のあなた自身、あなたの大切ないのちに対する無差別の否定になるから。

本来、ボクたちの存在は「いのち」です。

「生命力」といわれる所以は、どうしたって生きて、拡大し、伸びて、放置していても成長しようとするもの。

だから、人生とは、いのちが生きる舞台のようなものであり、いのちというのは自然に“生きる営み”そのもの。活動しエネルギーを放出しながら、流れ、循環しているのが本来の方向です。

なのにです。ボクたち人間の思考には「間違った信じこみ」がピッタリと張り付いている。

厄介なこの信じこみは、時としていのちとは正反対の方向へ駆り立てるもの。

「生まれてこなければよかった」
「わたしはここにいてはいけない」
「存在してはいけない」

と信じこむということは、

生きようとする本来のいのち、そしていま、存在している自分自身に、真っ向から「存在するな」と耳元でささやきつづけていることになるのではないでしょうか。

そう。ラスボスが、あなたの流れを止め、活動をさせず、エネルギーを止めてしまう。


だからこそ、夢や希望など持たなくなります。感動もしなくなります。素敵なことなどイメージしなくなり、楽しいことうれしいことも感じなくなります。毎日、毎瞬、なにもかもが色あせてしまいます。

そして、それにふさわしい出来事が起こります

その場面、設定にぴったりな人物が共演者として現れ、バックステージを囲むようになります。
ボクはこのことを「不自然な決めつけ」とお伝えしています。




■どうしたら生きるシンドさは消え去るのか?

本来の生きる方向、存在の営みが、自然なベクトルだとしたら、この「間違った信じこみ」は死へのベクトル、存在を消す方向。

本来、すべてが自然に循環する動きを、凝り固まったアタマで無理やり止めようとしている。

だから。ホント不自然

この生きる方向と逆のベクトルを長くつづけていると、不調和が起こり、エネルギーが意味なく費やされ、やがてすり減ってしまいます。
身体から湧き起こるような、能動的なエネルギーは生まれません。

だから、何やりたいこともないし、自分に興味ない。何かに夢中になったこともないから、生きていてもぜんぜん楽しいを感じない。生きる気力とかよくわかんない。

そうなるのは当たり前なのかもしれません。

そもそも「自分という存在」を否定する決めつけがあるのですから、ワクワクするとか、うれしくてドキドキする、なんてできないよね。

だって、こうして今、息をして、心臓が動いて、ここに生きているのに。

ですから、この「不自然な決めつけ」を変えない限り、生きる舞台の設定や、人生全体へのシンドさは消え去ることがないのです。

間違った信じこみを放置したまま「やりたいことやりましょう!」「自己実現しましょう!」と叫んでみても、深い深い奥のほうでブレーキがかかっているわけですから、もし夢や希望を描いたところで絶対に叶わない。

それが宇宙の法則というもの。

なにが言いたいかというとね。

本気でシンドい人生から抜け出したい、なんとかしたいと思うなら、まず、この「間違った信じこみ」を解体してほしいのです。不自然に向けている“自分への圧”を、やさしく解いてゆく必要があるとボクは考えています。

それは、つまり

「生まれてきてよかった」
「ここにいていい」
「わたしはわたしで在ればいい」

と、本当に本当に、深いところで感じる舞台に立つこと。

それが、揺るぎない自己受容であり、自分にOKを出すということです。いのちを、その活動を、このままありのまま受け取ってあげる。


ここから初めて、自分のステージにあがることができます。。自分自身が監督になって、思いとおりの舞台を作ってゆく。

では、どうしたら「わたしはわたしで在ればいい」ってなるのでしょうか?

ハイ。ボクもいつかご説明したいと思いながら、ここに書いていいのかどうか迷うところでもあります。

そもそも、なぜこんなシンドイ「存在否定の信じこみ」がこびりついてしまったのか・・・? その理解が必要なのですね。

▼基本的な内容はこちらに記載しているので、ご興味ある方はお読みいただければと思います▼


■次の季節へ、そして2022年へ


今回お伝えした内容は、自分のいのちの基本を整えるためにすごく重要なことです。

いま、年末までにはシンドさからサヨナラして “理想の未来を描きたい!“と気持ちが昂ぶるタイミングのひとも少なくないと想像しています。

とは言え、ひとりではなかなか上手くいかないこともありますよね。

だって、「信じこみ」だからこそ気づくことが難しいのに、それをひとつひとつ解放するというのは誰にとってもヘヴィなもの。

そこで、セラピストとしてのボク心月が、「そろそろスパッとわかりたいよ!」という方に向けたメッセージを書こうと思います。

2021年もそろそろ終盤。冬至に向かって、これまでの収穫をしっかりと終わらせ、実りを整理し、見直しをして、来年へのヴィジョンを練っていくためにも大事なタイミングに間に合うようお届けさせてくださいね!

ワクワク、ウキウキGOGO!とはちょっと違うかもしれないけれど(笑)、普段は絶対に出来ない、落ち着いた透明なココロで人生を見つめ、自分へのもっとも大切な部分へ寄り添ってみるときに役立てていただけたらと思います。

次の季節へ、そして2022年へと、静かに心身を整える時間にしていきたい、そんなみなさまのためのコンテンツになる予定です。

詳細はメルマガまたはnoteでお伝えします。どなたでもご参加できますので、ぜひ楽しみにお待ちくださいね!

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