専業ライターか、雑記ライターか
こんにちは、フリーライターの比嘉桃子です。
今日は「専業ライターと雑記ライター、どっちがいいの?」という疑問について私なりの答えを書いていきたいと思います。
正直言うと、結論「どっちでもいい」です。
いや、もっと正確に言うと「どっち“も”いい」と思います。
というのも、どちらも一長一短なんですよね。
だから私は、いいとこどりしたらいいんじゃないかなと思ってます。
実際に私は美容ライターよりの雑記ライターです。
美容系の記事メインですが、絶対に美容しか書かないわけではなくて。
IT系の記事書いてみたり、クラウドファンディングを手伝ってみたり。
結構多ジャンルにお仕事させていただいています。
私の働き方についても後ほど触れていきますが、まずは専業ライターと雑記ライターのメリデメをまとめてみました。
(メリット・デメリットのことメリデメって略すの知ってた?私は最近知ったので使ってみたよ)
専業ライターのメリット・デメリット
挙げた項目に関して、すべての専業ライターが当てはまると言うわけではありません。
たとえばフードライターなんかは、フードというジャンル自体がかなり大きいため、仕事の幅を広げようと思えば広げられます。
とはいえフードライターさんはたくさんいるため、必ずしも案件を継続してもらえるとは限りません。
質の高い記事を納品できなければ、他のフードライターさんを探されてしまうことでしょう。
専業にするジャンルによって、かなり変わってくる部分ですね。
雑記ライターのメリット・デメリット
では、雑記ライターはどうでしょう。
いろんな経験ができるのは雑記ライターの大きな強み。
知識欲が高い人には向いている働き方といえるでしょう。
飽き性の方でも、毎回新鮮な気持ちでお仕事できるはずです。
一方、専門性を磨けるかというと少し疑問が残るところ。
とはいえ記事を書く際はその分野のスペシャリストにならなければならないので、毎回かなりリサーチに根気が必要です。
また、お仕事を取りづらい場面も出てくるでしょう。
たとえば「ビットコイン」の記事を書くライターを募集していた場合。
お金専門の専業ライターと雑記ライターが応募してきたら、どちらを採用しますか?
おそらく多くの方が前者の方が良い記事を書いてくれそうだと考えるはずです。
こうして、分野によっては仕事を獲得しづらいというデメリットを感じる場面もあるでしょう。
結論、どっちがいいの?
結局どっちがいいの?というお声が聞こえてきそうですが、冒頭でも話した通り、「どっちもいい」と私は思います。
どちらにもデメリットはあるけど、そんなのは実力でどうにかなるので。
選び方を指南するとしたら、まずは雑記ライターでやってみるのがいいと思います。
雑記でいろんな記事書いてみて、いろんなメディアのいろんな文章に触れて、だんだんと自分の得意分野がわかってきたら専業になってみるとかね。
いきなり専業でやって、向いてなかった、つまらなかった、ってなった時に他のジャンルって行きづらいと思うし。
まずは幅を広げておいて損はないかなと思います。
とはいえ、なんだかんだなーんでも書く雑記ライターさんってあまりいないんじゃないかな?
どこかで自分の好きな分野、得意な分野に偏っていって、気づいたら半雑記ライターになっている気がする。
だから、流れに身を任せてみていいんじゃないかなと、個人的には思っている次第です。
私なりの働き方
まさしく私もなんとなく流れていくうちに、気づいたら美容ライターになっていた人です。
もともと美容は大好きだったから、美容系のライター募集していたら積極的に応募していて。
好きだから熱量のこもった記事になるし、そうすると継続してもらえることも増えて、気づいたら手持ちの仕事は美容だらけに。
美容記事を書けば書くほど美容が好きになって、知識も増えて、気づけば美容ライターと名乗ってもいいほどになっていました。
とはいえ、冒頭でもお伝えした通り、美容だけを書いているわけではありません。
その他のジャンルも面白そうだなと思えば受けるし、そこで学べることもたくさんあります。
なので、私は専業ライターなのか雑記ライターなのかわかりませんが…
その曖昧な感じが私には向いているのかも、と今は思ってるかな。
数ヶ月後にはバリバリの美容専業ライターになってるかもだけど。
その時の自分がそうしたいと思えたなら、それはそれでいいかなと思ってます。
結局のところ、お仕事って出会いだと思ってて。
やりたいと思える仕事に出会えたら受ければ良いし、そう思えなければ受けなきゃいい。
専業か雑記かなんて、考えている間にどんどん面白そうな仕事を受けてみれば良いんじゃない?というスタンスです。
一生これについて書いていきたいと思えるものに出会えたら、それもそれで幸せだよね。
私は今のところそれが美容になりつつありますが、将来はどうなってるかわかりません。
いい意味で流されながら、自分のやりたいことを追求して行けたら良いなと思います。
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