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『生の短さについて』セネカ

「われわれには

わずかな時間しかないのではなく、

多くの時間を浪費するのである。」


自分の自由な時間を 

無駄に浪費することなく

自分のために十分に使うことを

よく考えて生きることが

重要であるという。


(要約)

「長く生きたということは

白髪になっていることや

顔に皴ができたということではない。


それはただ

長くいただけのこと。


例えて言うなら


港から出た船が

風にあおられて 円を描くように

同じところをぐるぐると回っていることを

航海したとは言わない。


ただ長い間

翻弄されたにすぎない。」


ただ長く時間を浪費することなく

今の時間を有効に活用することが

生きる

長く生きる

ということとなる。


「何かに忙殺されて、

生の犠牲の上に生を築こうとする」


「先延ばしこそ、生の最大の浪費」


「ただちに生きよ」



「すべての人の中で唯一、

英知(哲学)のために時間を使う人だけが

真に生きている人」


哲学の書物をよく読むことで、

書物の中で

共に議論し、共に懐疑し、共に憩い、

共に人間の本性を克服し、共に人間の本性を解脱する

ことができる。


過去から学び

多くの知識を得て

困難を乗り越えることが

真に生きることになる。


そして一番大事なことは

先延ばしすることなく

今を大切に生きるということ。


ビリー・アイリッシュも同じことを言っていた。


瞬時に過ぎ去る

この今を

大切に生きることが

真に生きるということ。


すると


生を

短く感じることなく

楽しく長く

生きてゆくことが

できるというのだ。

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