単純そうで難しい「続ける」ってこと。
ものごとを動かすにはいろんな段階がある。まず何か行動を起こすための「アイデア」を「出す」こと。これは思いつきでも何でもいい。何かやってみたいことを好き勝手に言うでもいい。そもそもそれがないと何も始められないとも言える。好き勝手に言えるだけハードルはあるようでまったくない。ただそこから「始めれば」いいだけ。
言った「アイデア」を形にするのが次の段階。たとえば何か飲み会をしようと思った場合は、お店を決めて、一緒に行きたい人を決めて、その人たちに連絡をして、その人たちの日程を調整して、その日程をfixさせて、お店に連絡をして、そして当日を迎える。こうやって書き出すと意外と行程が多いことに気づく。だいたいの人は面倒でこういうことには手を出さない。こんなことをやってほしいと言うだけで、言い出しっぺが実行に移さない場合もある。そうすると実現はしない。だから形づくるだけでもハードルが意外にあることが分かる。でもこれも何度かやっていると意外と日常の1コマとしてこなせるようになる(こなしているので言える話)
一番ハードルが高いのが続けること。十中八九でいえば毎週月曜日に記事を出すと決めて出すこと。(1回だけ無理ゲーになったことがありダメだったが)ツブヤ大学はなんだかんだとあるけど、10年以上続けている(そのあいだに転職をどれだけしたか、ってツッコミはナシで)。
今の会社に入ってからはスポーツ手当なるものが出るようになったので、それを利用する手はないとジムに週1で通うようになった。何か定期的に飲み会を企画したり、何かイベントを企画したり、記事を週1で出すよりも、ジムに通うことが一番ハードルが高く感じた。何よりもほっとんど運動不足だったのだから。しかも全身すみずみまで鍛えるから、さらに厄介。さすがに最初は死ぬかと思ったよね。死なないけどそう思ったよね。
上から下まで12種類ぐらいのバリエーションの筋トレを毎週1回1時間のなかでやっていて、1年間続いている。レッグプレスの初動は60kgから始まったけど、いまは90kgになっている。片手に6kgずつのバーベルを持たされて上げれるようにまでなった。
やっぱり継続は力とは言ったもので、体力は以前よりもあるし、肝臓なんかの数値も改善出来た。だから諸々いい影響が出ている。
たぶん他に続けているものがなければ、きっと筋トレも続いていないだろう。何かを続ける体験が多ければ多いほど、続けられることが増えることも実感した。