鬱の霧が晴れていったような
うつを患って二年が経った。この二年間はあまり記憶がない。なんせ常に寝ていたからだ。五里霧中、という言葉があるが、あれは鬱の症状を説明するのにちょうどいい言葉じゃないかと思っている。
曖昧なすがたをした将来、鬱になった職場への恨み、転職しなきゃというプレッシャー、欠勤してしまったアルバイト。
あれは全部霧だったんだ。だって天気が変わったらスーッと、なくなったから。
天気が変わる、ってなんだろう。自分でもよく説明できない。
朝は遅くとも11時には起きるようにしたり
顔は拭き取り化粧水で拭くようにしたり
ビタミン剤を摂るようにしたり
夜、何か考え始めてしまったら、便箋に思いを書きつづり、封筒に入れて燃やしたり
大きな病院に転院したり
何が効いたのかはわからない。
けれどなぜか、調子がいい。
なんだか最近調子がいい。アルバイトだって無欠勤。生活リズムも崩してない。
そんなちょっと鬱の霧が晴れてきた私が、やってよかったと思うことを書きます。
・銭湯に行く
行くまでが大変だし、行ってからも服着たり脱いだり面倒だけど、私はこれが癒しだった。
コロナがあって、誰とも話ししなくていいし、話しかけられないし。
・手紙を書き、燃やす
※火の扱いにはくれぐれもお気をつけて!
前述の通り、夜は考えがどうしても暗くなる。
そんな時に限って、つらい想像や、今考えなくていいことが頭に浮かんでしまう。
そういう気持ちを便箋に入れて、封筒に入れる。
それを年末に燃やす。そんなことをしていました。
七輪の中でボロボロに崩れていく恨みつらみ。なかなかいいものです。
・排便をする
いや〜これは大事だと思いますよ。腸内環境って大事だと思う。
便秘している人は主治医と相談の上、下剤をもらってもいいと思う。それを使ってできるだけ毎日排便しよう。
何が大事なんだ、ってのは説明できないけど、なんかいい。知らんけど。
終わりに
鬱は目に見えないし、他人からも見えない病気だから本当に扱いが難しい。
治るかもわからん病気に立ち向かい続けるのは気力がいる。気力ないのに。
だから、適度に適当にやっていけばいいんだと思います。
我慢しすぎたんだと思う。だから、ゆるめて参りましょう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?