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仕事をする際の前提(価値観・職業観・考え方・とらえ方等)が重要
私が「どんな前提で仕事をするか」で結果が変わることに気づいたのは、大和証券で営業をしていた頃でした。
当時、目の前のノルマ達成に追われる中、「数字を上げること」が最重要という職業観を持っていました。しかし、そんな時にお客様から言われた一言、「君を信頼してるから契約するんだよ」という言葉が大きな転機になりました。
目の前の数字を追いかけるのも大事ですが、お客様との信頼関係のもとで仕事をしていくことが最重要である!信頼関係なしに仕事は成立しないと痛感した瞬間です。
この経験を通して、「顧客に対してどう価値を提供するか」を前提に仕事に向き合うことで、結果が変わることを学びました。
単なる数字達成ではなく、相手の利益を最優先に考えることで、最終的に自分にも大きな成果が返ってくることを実感したのです。
その後、MBA取得を経てMcKinsey&Companyに進み、さらにこの教訓が深まりました。マッキンゼーでのコンサルタントとしての仕事は、クライアントの課題解決が最優先です。
常に「クライアントのビジネスにどれだけ貢献できるか」を意識して取り組むことで、信頼を得るだけでなく、自分のスキルも磨かれました。
結果として、自分の価値観が仕事の質に大きく影響し、そこから得られる成果も大きく変わることに気づかされました。
現在、新規事業開発や人材キャリア支援を行う会社を経営していますが、ここでも「どういう価値を提供するか」という前提で仕事に取り組んでいます。
単に利益を追求するのではなく、相手にとって本当に役に立つかどうかを考え、それを軸に行動することで、ビジネス全体が好循環することを実感しています。