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大河ドラマ「光る君へ」で1年間和歌考察をしてきた理由~行動の原点に立つ~
こんばんは、もちまるです。
今駆け込みで書いています😂
本当はもっと早く書きたかったのですが、
家族がインフルエンザになりクリスマスと年末が吹っ飛んでしまいました。
やっと書く時間が出来たので、今日までにと慌てて書いています。
もう最終回を迎えた「光る君へ」。
私は多くの和歌を考察してきました。
1番読んでいただいた記事はこちらのようです。
やはり道長とまひろの関係がとても素敵でしたね。
和歌考察をし続けたのには、ちゃんと理由がありまして。
私の大学時代の思い出をお話させてください。
大学の日本文学科に入学した頃、私は和歌が好きではありませんでした。
なぜなら和歌は、現代語訳を読んでも意味が分からなかったからです。
だからどうした、のツッコミをいれたくなるようで
現代語訳を知ってもつまらないのですよね。
高校までの古典の授業はどこかそういう節があるように思えます。
それが恩師との出会いによって変わりました。
その先生の授業で繰り広げられる和歌の考察は、
ただ現代語訳を読むだけではありませんでした。
和歌が詠まれた背景、状況など
いかにその和歌が素晴らしいものかを教えてくれました。
先生があまりにも楽しそうで、授業中ずっと和歌と古典にときめいている姿が本当に素敵でした。
いつしか私も先生が見ている世界線に立ちたいと思うようになったのが
真剣に大学での勉強を始めるようになった理由です。
その後も先生のゼミに入り、卒業までお世話になり、
古典も和歌もあまり好きではなかった私が、
いつしか平安文学が大好きになっていました。
そして今年、
「光る君へ」を見ていて偶然にも先生が「光る君へ」に携わっていることを知りました。
また先生の見ている世界の中に立てるんだ!
数年ぶりの喜びがこみ上げました。
それで、私は和歌を考察してきました。
先生が見ている世界の中を
再び、大きな海の中に潜りこんだように、
宝探しの旅をする気持ちで和歌考察をしてきました。
今思うと本当に幸せな1年でした。
プライベートでは、変化の年でくじける事がたくさんありましたが、
「光る君へ」を見るたびに行動の原動力をもらっていた気がします。
心の中には、
大学生の時の自分が目を輝かせて前を向いていました。
はじめてひとりぼっちで新幹線に乗り、京都に行った時の自分。
『源氏物語』ゆかりの地を一人で探検した大学生の夏休み。
心の中にいつだってキラキラした思い出がある事を
社会人になって封印していた自分に気づきました。
いつだってあの時の気持ちを忘れずにいたい。
そして再び平安文学へのときめきを思い出させてくれた
「光る君へ」と大学時代の先生へ、感謝の気持ちを込めて…💐
そして1年間記事を読んでくださった皆さま、
本当にありがとうございました。
もうすぐ2年になるこのnoteという居場所。
私にとって、とても温かい大切な居場所になりました。
始めた頃は、ボロボロな状態でしたが
時を経てようやく自分の足で前を向く元気が出てきました。
今年も本当にありがとうございました。
そして来年もどうぞよろしくお願いします✨