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HSPの私が鬱になって早期復活した話[2]~鬱と気づいて行動したこと、人事面談、産業医面談
前回の続きです。
3.鬱と気づいて行動したこと
まずは「要面談」先である、会社の人事部に連絡しました。
もう駄目だと思ったある夕方、藁をもすがる思いで会社スマホを手に取り、人事担当者へDMを送りました。
なんとか時短勤務を終え、寝室にこもりながら泣きながらその場で送信したのを今でも鮮明に思い出します。
冷静さを欠いていた私は、明日の出社後、勤務時間内にPCから送るという発想がなかったんですよね。
すると、3時間後に人事担当者から返事がありました。(総合職の方なので、19時頃まで勤務されていました)
「お辛かったですね。ご相談いただきありがとうございます。早速私と面談をさせていただこうと思いますので、直近でお時間いただける候補を挙げてもらえますか?」
不安の中、人事担当者から温かい言葉をいただけて、ほっとしてまた涙が出ました(泣きっぱなし。。)
4. 人事面談
ほどなくして人事担当者とオンラインでの面談があり、現在の体調や前後の勤務状況、体調不良の原因となった出来事はあるか等のヒアリングが行われました。
もろもろ話した後、産業医面談の設定かと思いきや、もう一度、別の人事からのヒアリングがあるとのこと。
(この会はなんだったんだろう。。)と思いつつ、次回の担当者は総務部時代にお世話になった先輩だったので、ほっとしました。
でも、話すのもつらい状況だったので、できれば人事担当者面談は1回にしてもらいたかったなと、後になって思いましたね。
2回目の面談でもほぼ同じようなことを聞かれたのですが、産業医や心療内科に関して精通している方だったので、今後の勤務をどうするかなど、具体的な話を少ししたのを覚えています。
5. 産業医面談
人事面談が終わり、次は産業医面談です。
人事面談までは2,3日ほどしか要していないのですが、産業医面談までたどり着くにはそこから2週間ほどかかりました。
産業医は、会社訪問日や相談回数が事前に決まっているため、すぐには対応してもらえないことが多いとの事。
人事からは「先駆けて休職してもらってもかまわない。体調を考慮しても、こちらとしてもそれをお勧め」と言われたのですが、そこは以前調査していた私。診断書がないと、無給になるとわかっていたため、「産業医面談まで、しばらく勤務して様子を見ます」と伝えました。(割ときつかったのですが、ここは自分でもよく頑張ったポイントだと思います。)
面談は人事面談同様オンラインで行われました。
総務時代に何度か社内で受付対応した先生で、当初はなんとなく気難しい印象があったので緊張していました。
ですがさすがプロ。私の話に「うんうん。。えー!!それは嫌ですね、そんなん辛いですよねー。」と、非常に気さくな雰囲気でこちらを一切否定せず、明るく優しく話を聞いて貰えました。
はい、泣きました。。
人事と聞かれたことはほぼ同じだったのですが、自分が答えられた内容はおそらく雲泥の差でした。(聞き上手ってすごいな)
一通り話した後、先生から「うん、とりあえずすぐ休みましょ。」と言われて、すごくすごくホッとしました。
でも、そこは以前人事と話していたように、まずは病院で診断書を貰ってから休むということにこだわっていた私。産業医は医師なのですが、精神科や心療内科が出す診断書は出せないとの事。(なぜだ。。)
体のことを思えば無給の休暇でも良かったのかもしれませんが、私の意志を考慮してくださり、診断書を貰った後に休むことになりました。
つづきは病院探しと診断書獲得までのお話になります。
これがまた、大変でした。。(泣)
↓続きます。