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想像とアウトプットのギャップを埋める、ラフの大切さ。

今回はデザインについてです。
いつもズレた話ばかりしてて、てへぺろ❤️

最近、若い人達のデザイン制作に関わる機会が多々あり、
昔、後輩に初期段階で教えていた、ある事に気付きました。

みなさん、どのくらいラフを描き込んでますか?


ベテランの方への質問じゃありません。
経験を積むとこの作業は少し省けてきたりもします。
まあ、その頃も落とし穴でして、
仕上がりに影響がないとは言えません。

人間の想像力ってすごいんですよ。
思っているより遥かに広く、
そして、その広がり故に、まとめるのは至難の業です。

デザインは限られたスペースでの表現になります。
ちっちゃなその範囲内に、全てのセンスを詰め込むわけです。

若い時って、技術よりセンスが超越してるんですよ。
デザインを目指している人なら誰しも光るものがあります。
それがダダ漏れするのが、この始めたばかりの頃。

インプットが追いつかないほどで、なんでも吸収する時期です。
イラレ等のソフトの使いこなしは日々の勉強なのですが、
その勉強がしたくて、考えたものをあまり紙に書かず
すぐにパソコン作業をしてしまいガチです。

この時期、ここを端折ったデザイナーは
私の経験上、先が続きません。
不幸なことに、端折れる人は、器用なんです。
自分のデザインに自信があり、いろんなことをスキップできる器用さがあります。
しかし、このやり方を続けると、
気付いた時には、自分より下だと思っていた人に
次々と抜かれ出す時期がきてしまいます。

ベテランになると何故この作業が端折れてくるか分かります?

それは、全ての感覚、例えば、
文字数やポイント数で変わる文体のサイズ、
細かいパーセンテージで表現される実際の色、
イラストや文字を配置した時のレイアウトの嵌り具合、
様々な色合いによる配色の再現性、
その他いろいろな要素の記憶の束が、脳に刻まれているからなのです。

今では、画面の色と印刷で仕上がった時の変化も分かりますし、
実際の生活で、「そこは、マゼンタが25%くらい足りない感じ」
とか、家族に言ってしまってひかれるほどです。
見える範囲のものなら、数ミリ数センチ単位のズレでサイズも分かります。

だからこそ、見せてくれたラフと原稿を照らし合わせ
あ、そこにそのサイズ感でシズルは嵌らない。とか
その文字数だと、キャッチコピーのサイズは小さくなって
そんな迫力出ないから。とかが分かるのです。

この技を習得するのに一番大事なのが
ラフを書き込むことなのです。

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まあ、私の最近のラフは、この写真の様に
なめてんのか!おいコラ!!
って感じの残念さですが。

みなさん!デザイン上達したいなら、
ラフを、描いて、書いて、かいて、描き込みましょう!!



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