誰でも使える法学データベース
はじめに
法学関係の調べものをするときに、「法令ってどうやったら見れるんだろう?」「判決文は公開されているのかな?」といった疑問を持つことはないでしょうか?
今回は、そういった法学関係の調べものをするときに誰でも使えるデータベースを紹介したいと思います。
e-gov法令検索
「e-gov法令検索」というのは、政府公式の法令データベースのことです。法令には著作権がないため、誰でも自由に閲覧できます。他のサイトでは、既に改正され現行では適用されない法令がそのまま記載されている場合もあるかもしれません。そのため、法令の確認はe-govで行うようにしましょう。
裁判所ホームページ
裁判所ホームページからは、判決文をダウンロードできます。私の認識では、著名な判例の判決文はほぼダウンロードできますが、著名とは認識されていない判例はダウンロードできないものが多いと思います。
主に、判例集に掲載されていない判例や、判決文の全文を確認したいときに用いることになると思います。
cinii
ciniiは、いわゆる「論文検索エンジン」です。法学分野だけのものではなく、様々な学問の論文を検索することができます。多くは図書館に足を伸ばさないと閲覧できませんが、ダウンロードできるものもあります。近くの図書館に蔵書がない場合は取り寄せもできますが、県外の図書館からだとけっこう時間がかかるのと、有料である場合がほとんどだと思います。したがって、その場合は要検討かもしれません。
図書館
ここでいう図書館は、主に公共図書館と大学図書館の二種類を指しています。法学の専門書(教科書も含む)や法学雑誌(法律時報、判例タイムズなど)の蔵書があれば閲覧できます。公共図書館の場合は、他の図書館から取り寄せることもできると思います。大学図書館は、多くの場合一般の方も利用できると思いますが、利用する際は大学のホームページなどで利用方法などを事前に確認するとよいと思います。
おわりに
以上のデータベースには、私も主に学生のときにたくさんお世話になりました!それではまた(^^)