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毎日のゴハンが精神を安定させる

最近、復職する夢をよくみる。

毎回、心温かくみんなに祝福されて「ああ戻ってきてよかった」と感じる。という展開なのだが、実際はすべて丸投げで休職になってしまったのでそうはならないだろうと思っている。
なんだか余計に落ち込む。


前回は本を読めるようになったという話を書いたが、料理もできるようになってきた。


ついこの前までは作る元気がなく、子供のためだけに作り、私はひとり適当なものを食べていた。
振り返ると5月に復職してからずっとそんな生活をしていた。

仕事が終われば保育園のお迎え、お風呂、ご飯、寝かしつけを一気に短時間でこなさなければならず、料理をしている暇などなくて自分では冷食やお惣菜などを食べたり食べなかったり。
そして7月半ばくらいから何を食べたいのかがまったくわからなくなってしまった。

実家に帰って過ごしたのをきっかけに食欲は徐々に戻ってきたが、あの食欲のない虚無の自分はとても悲しかった。
自分にとってはちゃんとゴハンを作って食べる、というのは結構大切なことなんだなあと知った。
(もちろん、たまには手抜きも必要!)

実家から戻って以来、夜はなるべく作ったものを娘と一緒に食べるようになった。

おしゃべりが上手になった娘は最近、食事の後にいつも「オイシカッタ!」と言ってくれるのだが、その一言がびっくりするほどうれしくて、心が軽くなる。

手の込んだ料理はまだ作れないが、最近は手間をかけずに簡単に作れるレシピやグッズがたくさんあるのでありがたい。

崇拝している長谷川あかりさんのレシピ本には育休中からずっとお世話になっている。

簡単なのに手が込んでる感があって、おいしい。
気楽に作ろうと思えるレシピばかりで子供もパクパク食べてくれる。

その中でも鶏塩麻婆豆腐をめちゃくちゃリピートして作っている。

実家でとれたての野菜にかけて食べていたのだけれど、おいしくてこれだけで白米をおかわりしていた。
ゆでた野菜にこちらを和えるだけで一品作れるのがありがたい。最近はオクラにハマってる。

万能調味料。

もう簡単に炒め物にしよ!て時にこれをちょろっとかけてサッと炒め合わせるだけ。肉にも野菜にも。本当に助かります、我が地元の宝。


もう少し気力が戻ってきたら一手間かけた料理も作りたい。

このレシピで作るカレーは本当においしい!!
また作りたいなあ。

そして子供も食べれるように甘口にアレンジしてみたい。

今度挑戦してみよう。


本日の一曲。

折坂悠太『スペル』


本が読む気力がない時でも、音楽を聴くことができるので救われている。

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