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〝褒められて嬉しい〟を素直に認められるようになった。~私が絵日記学を学んでできるようになったこと⑭~

何それって思う人もいるかもしれませんが、
人から褒めてもらった時に素直にそれを喜ぶことを、以前の私はできていませんでした。
それどころか、「いえいえ、そんなことないです」と、良く言えば謙遜、悪く言えば相手の言葉や気持ちを〝否定〟するのが定型でした。

それは、謙遜するのが美徳だという思いも多少あったかもしれませんが、
心の奥底では
「褒められたことを認めてしまっては、いつか失敗したときに相手をがっかりされたり、批判されてしまう」と怯える気持ちがあったんだと思います。
それゆえ、最初から自分の評価を下げておき、相手をがっかりさせることを最小限に抑えよう。そして、自分が傷つくのをできる限り防ごうと、いわば予防線を張っていたんです。
超不健全ですね!(笑)

でも。


大人の絵日記学を学び、
少しずつ自己受容できるようになり、自己肯定できるようになるにつれて、変な謙遜が減ってきたように感じていました。

そして昨年の秋ごろ、この〝褒められて嬉しい〟という感情をじっくり味わうという体験をしました。

それは仕事中の出来事。
取材をし記事を書くという、内容としては普段通りのこと。
でも相手が、地元で予約待ち多数の医院の先生ということで、かなりビビっていたんです。(この立場や肩書や、もっと言うと雰囲気で相手を判断するのも自信のなさの表れかもしれません)
でも、結果として、その先生は記事の内容をすごく喜んでくださり、
「ライターの仕事って良いね」とまで言ってもらえました。

この時、私はドキドキしながらも「ありがとうございます」と、その言葉や評価を素直に受け取ることができました。
そして、しばらく噛み締めてしまうほど嬉しさを感じました。
嬉しいという感情を、そして褒められて嬉しいと感じる自分のことを受け入れることができたんです。


よく、
〝褒められて伸びるタイプ〟
〝叱られて伸びるタイプ〟
といったタイプ分けがされたりしますが、
絵日記学に出会う前の私は、自分自身のこと圧倒的に後者だと思っていました。

でも、今回の経験を経て、そうでもなかったということがはっきりわかりました(笑)
やっぱり褒められたら嬉しい。

というわけで、
皆さんぜひ、私の良いところがあった時には遠慮なく褒めてください!(笑)

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