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蟷螂の斧 小野トロ、ペンネームの由来について


今回は私小野トロのペンネームの由来について書いていきたいと思います。

若干タイトルがネタバレになってしまっていますが、
この名前はもちろん本名ではありません。小野さんでもありません。

タイトルにもあるので先に種明かしをしておくと、

蟷螂の斧→とうろうのおの→とうろう・おの→おの・とうろう→小野トロです。

「蟷螂の斧」とだけ聞いても、
この言葉の意味を知らない人にはさっぱりだと思います。

「蟷螂の斧」とは、
自分の身の程を知らずに、敵わない敵に挑んでいくことの喩えです。

蟷螂というのはカマキリのことで、トウロウとも読みますが、
そのままカマキリとも読みます。

カマキリは、命の危機に瀕すると、敵わない大きな相手だろうと、
自分の小さな斧を振るって立ち向かいます。

この言葉は、決してプラスの意味の喩えではありません。
「身の程も弁えず挑んでいく愚か者」
というニュアンスで使うことが多い言葉です。

しかし、僕はこの言葉が大好きです。

なぜなら、その「愚かな」カマキリに、自分を重ねるからです。

僕の夢は教育で社会を変えること。
この世界から生きづらさを無くすこと。
破綻している資本主義に変わる、新たな社会システムを創り出すこと。

答えなんてそうそうに見つかりそうにないし、
社会や生きづらさといった抽象的な、
掴み所のないものに対し挑んでいく僕の姿勢こそ、

世間や社会に「愚か者」と罵られ、「身の程知らずめ」と嘲笑されようが、
挑戦していくその姿勢こそ、

まさに「蟷螂の斧」なのではないか。

結果的に自分より大きな敵に殺されるとしても
自分より強大な敵に挑んでいく愚かなカマキリの姿勢に、
僕は共感、尊敬の念を抱き、
勝手に拝借させていただき、
少し文字ってペンネームとさせていただいている次第です。

より深く調べれば、カマキリは別に勇敢に挑戦している訳ではなく、
本能や習性に従っているだけなのかもしれませんが、
勝手に解釈して励まされるのは自由だと思います。

ただ、カマキリのその姿勢に憧れているからと言って、
勝算のないまま挑んで死んでいくような下手を打つつもりは毛頭ありません。

たった1人の僕だけの人生懸けたくらいで、
僕の夢が叶うわけがないと、これだけは言い切れます。

なので、生きている間にも、死んでからも、
1人で斧を振るうのではなく、
共感してくれる人、賛同してくれる人、協力してくれる人たち全ての力で、
精一杯斧を振るっていきたいと思っていますので、
どうか皆さん、これからもよろしくお願いします。

また、記事にスキしてくださる方の記事にはできるだけ目を通しています。
その中で新しい発見があったり、
類似のことに取り組まれている方の記事に出会ったりと、
新たな学びを得ることができています。
ありがとうございます。

小野トロ

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