最近読んだ本の話 vol.121
「最近読んだ本の話」の第121弾です。クリスマスイブです!朝から掃除をして疲れました。今夜ケーキを食べるのが楽しみです🎄最近読んだ本を3冊ご紹介します。
1、原田 ひ香『喫茶おじさん』
主人公は松尾純一郎という喫茶店が好きな57歳の男性です。東京のあちこちの喫茶店めぐりをしていて楽しそうな様子が描かれていて、うらやましい!と思ってしまいました。でもよく考えれば1店でコーヒーとスイーツを頼んで1,000円から2,000円くらい。飲みに行くよりは安いかも?
しかしこの松尾さんは家族関係があまりうまくいっていないようで、いろんな人から「わかってないなあ」と言われてしまいます。松尾さんにはどんな問題があるのか確かめなくては!と思いながら読み続けていくと、だんだん周りの状況がわかってきます。松尾さんは人がいいってことかな?
2、上田 岳弘『太陽・惑星』
上田 岳弘さんのデビュー作を読んでみたいと思い、読みました。「太陽」と「惑星」の2編が収録されています。考えていることの次元が違いすぎる!と衝撃を受けました。こんな新人いますか?未来と現代と過去を話が行ったり来たりするし、登場人物が交錯して複雑です。「太陽」と「惑星」に比べると、今年刊行された「最愛の」は読みやすいのでは⁉と思いました。上田さんは普段どんなこと考えてはるんやろう?きっと私が考えていることとはかけ離れたことなんやろうなあ。
3、ジョーン・エイキン『ルビーが詰まった脚』
もしかすると気味の悪い話なのかな?と思いながら読み始めたら、不思議な話と、ちょっと怖い話と、ゾッとする話でした。最初の方は怖くない話が多めになっています。よくこんなに色々なパターンの不思議な話が書けるなあ。
気になっていた大掃除が終わってよかった!本を読む時間がめっちゃ少なくなっているので、年末年始のお休みはゆっくり読書したいです。最後までお読みくださってありがとうございました。
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