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ガイド本を使って、「源氏物語」を読破しよう!

「源氏物語」は、世界で最初の本格的小説だと言われています。日本人なら、一度は読んでおきたい本、といっても過言ではありません。
しかし、原文は恐ろしく難解で、普通の読者ではなかなか読破できるものではありません。
では、現代語訳なら読めるかというと、これも作品の長さやわかりにくさがネックとなって、途中で挫折してしまうことが多い。
かく言う私も、原文、谷崎訳を全巻揃えたものの、やはり途中で挫折しておりました。

そんな私が、最近は順調に源氏を読み進めています。その一番の原因は、詳しいガイド本を入手したからです。

この「源氏物語図典」、源氏に出てくるわかりにくい事柄(服装、役職、行事など)を、綺麗な図版と解説で解き明かしてくれます。

私は、そのおかげで、源氏物語の理解が格段に進み、源氏を読むのが楽しみになりました。

冬の夜長、年末年始のお休みに、なかなか読めない大作に挑んでみるのも、悪くないのではないでしょうか。

なお、今私が読んでいるのは、角田文代訳の源氏物語です。最新の訳でもありますし、非常に読みやすくて面白いので、こちらも併せておすすめしておきます。

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