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【保育士さんが始めた居場所⑦】場づくりから、顔の見えるまちづくりを! 『こどもば』 〜これからのこと〜
■最初に
こんにちは!サイボウズのもっちーです😊
前回は、こどもばさんが大事にしていることについてお話しました。
今回は最終回、これからのことについてお伝えします!
▼以前の記事
①活動紹介編
②活動ができるまで
③地域のこと
④食を通じた居場所
⑤学習を通じた居場所
⑥大切にしていること
こどもばさま
Webサイト:https://megurokodomoba.or.jp/
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■こどもば
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【子ども主体でできたら】
活動の中で、子ども主体でできたらいいなと感じています。
こども食堂とか、子どもの居場所作りもそうですけど、
子どもの意見を取りあげて、子どもが主体となっていく、
そういう場にしていけたらと思います。
例えば、子ども食堂だったら、
こちらが作る側で、子どもは食べる側とか、
一方の関係ではなく、お互いにフラットな関係で、
その場でみんなで食べる。
理想で言えば、
みんなで一緒に、作って食べたいな。
という感じもあって、
例えば、土曜日の昼とか、午前中から来て、一緒につくるのも、
いいなっていう感じです。
最近、そんなことをチラシにのせたら、6年生の女の子が、
早く来てやっていいんでしょ?といって、
お手伝いをしてくれたりしました。
今日は、何作ろうかというところからでも一緒に考えて、
私、〇〇食べたいから作るとか、
それぞれ食べたいもの作るでもいいかなって思います。
今日は、このメニューです。はい、どうぞ。
っていうだけじゃなく、
今日は、こんな食材があるから好きな物を作っていいよとか、
子どもが、「じゃあこれ作る」って言ってったら、
そこから、いろんな交流もあったりして、
そういったある意味家庭のような場があって、
食事もできればいいし、もちろんその後の遊びも、
自由にできればいいなと思っています。
子どもが、自分の意見を言えるような環境にしていきたいなと思ってます。
それで、今、何でもしていいよ。って感じでやっているけれど、
これから子ども会議じゃないけど、子どもがどんなことをしたいとか、
どんな場所になって欲しいとか、どういう風にしたい、
という意見を聞きながら、
子どもも意見を言えるんだ。っていう雰囲気にしていきたいです。
私たち周りの大人は、そういう意見を尊重して、
受け止めてあげるような経験や、
スキルを身につけなきゃいけないな、と思っています。
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【地域全体が声を聞き合える関係性】
子ども自身が、発言できた。
発言したら、意見を尊重して、受け入れてくれるんだな。
そういう関係だな。って思えるのって、やっぱり素敵だなと思います。
学校での先生と子どもの関係や、親と子の関係のような上下の関係でもなく、友達のように、横の関係でもない、ななめの関係。
地域の人は、何でも言えるんだな。何でも言っても許される。
もちろん、暴言とかはダメだし、暴言はいけないよ。
っていうことも教えてくれて、否定ではなく、受け止めてくれるとか、
認めてくれるとか。
そういう感じで、そういう意識で、取り組んでいけるといいなぁと、
思っていますね。
と、お話くださいました。
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【こどもばさんから広がる活動】
今やってることを、細く長く継続する。
拡大をしなくてもいいから、継続していくことはしたいと思っています。
そこに関して言えば、
子ども食堂など立ち上げたいと、
問合せのあるグループもあったりはするので、
そういうところをサポートして、
問い合わせがあれば見学に来てもらったり、
立ち上げの時にいろんなアドバイスやノウハウを伝えながら、
いろんな地域で、いろんな方々が広めていったらいいと思っています。
そういう支援は、こどもばの地域連携事業の1つでもあり、
広まってもらいたいなと思うし、支援やサポートをしていきたいと思います。
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■最後に
最後までありがとうございました!
こどもばが大事にしていることも含めて、サポートすることで、
地域に地域の人との顔が見える居場所が多くなっていくんだなと感じました。
居場所をやっている方々は、講演もそうですし、本当に精力的に、発信されている人が多いと今まで行ってきたところでも思います。
作る側も利用する側も情報をつかみ取りにいかなくても、当たり前に居場所に行ってみようと選択肢にあがるようになるといいなと感じています。
今回で、こどもばさんのお話は終わりです。
次回からは、こどもばでボランティアもしている、「まちの保育士さん」ごってぃが、複数のプレーパークの活動をしているので、そんなお話をしていきます。
保育士さんとプレーワーカーさんってどう違うの?なんてお話もあります
また見てもらえると嬉しいです😊