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新入園・新入学に!子どもの名前付けに便利な文具
来年度、我が家の子どもが新一年生になるので、絶賛入学準備中である。やっかいな準備のひとつが名前付け。お道具箱の中身から体操着まで、あらゆるサイズのあらゆる素材に名前を書かなくてはいけない。
もちろん、市販のお名前シールやテプラなどのラベルプリンターを使ってもよい。ただ、お名前シールがはがれやすいアイテムは、手書きの方が楽な場合もある。
そこで、普段から文具が好きな私が、子どもの名前つけに便利な文具について紹介したい。
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悩み別!名前付けに便利な文具4つ
私は、保育園に6年間通った&文具好きなことから、名前付け用の文具を色々試してきた。試行錯誤の末に、名前付けに使いやすかった
1.色々なアイテムに対応したペンが欲しい→『おなまえ上手』
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「物に合わせてたくさんペンを用意したくない」という方におすすめしたいのが、2025年1月11日に発売された、パイロットの『おなまえ上手』。
他のメーカーでも名前ペンは売られているのだが、『おなまえ上手』は布にも書きやすいペン先がポイント。新開発のペン先は、紙よりも目が荒い布地にも引っかかりなく書ける。
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写真だと分かりづらいが、インク乗りがよいのに、繊維にそってインクがにじまないところが優秀である。
マスキングテープに書いてもはじかないのもうれしい。なぜなら、マスキングテープを名前シールとして使うときがあるため。ペンで直書きするとにじみやすい洗濯表示タグなどに使える。
「マスキングテープに名前を書いて、洗濯表示タグに巻く」名前付け方法
1.マスキングテープにペンで名前を書く
2.乾いたら洗濯表示タグに巻く
このとき、マスキングテープの端を重なるように貼るとはがれにくい。
※園や学校によっては推奨していない場合もあるので確認すること。
※洗濯によるマスキングテープのはがれは自己責任でお願いします。
プラスチックにも使えるので、1本持っていれば重宝するだろう。ただ、発売日から日数が浅いため、1年間使ってみて経過を観察してみたい。
2.洗濯タグににじます直接書き込みたい→『布書きペン タフウォッシュ』
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洗濯表示タグに直書きすると、にじみやすいのが難点。そんななか、どの布アイテムでもにじみにくいのが、パイロットの『布書きペン タフウォッシュ』。
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ボールペンタイプなので書きにくいものもあるが、それ以上ににじみにくく洗濯に強いインクが魅力。洗濯表示タグには極細タイプを使うと、よりにじみづらい。
▼今回紹介したペンはこちら。極細、細字、太字が各1本ずつ入ったセット。
3.クーピーの名前シールがはがれちゃうのを防ぎたい→『絵本強力補修テープ』
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クーピーのサラサラした表面処理と名前シールの相性はあまりよろしくなく、はがれやすいのが難点。名前シールの上からセロハンテープを巻く方もいるが、直射日光によって変色してはがれてしまうこともある。
そこで、私は『絵本強力補修テープ』を名前シールの上から巻いている。その名の通り、絵本用の補修テープなので、直射日光や経年変化に強い素材を使っているのだ。実際に、子どもが破いた絵本の補修に使って6年以上経つが、変化がないので安心して使える。
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付属の名前シールの上から、『絵本強力補修テープ』を重ねて貼ったところ。保育園用のクーピーはこの方法で、名前シールを2年間キープしている。
ちなみに我が家の場合、絵本補修用として余ったテープを流用しているので、もっと手頃な価格のテープを使っても良いと思う。
▼今回紹介したテープはこちら。
4.登園・登校直前の名前つけ→『マッキーノック 細字』
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「お母さん、持っていくティッシュに名前書いてな〜い」子どもが万が一落としてしまったとき、トラブル防止のため、名前付けが必要なことはわかっている。でも、登園直前に言うのはやめてくれ、いや、前日確認しなかった私が悪いか……。
そんなペンのキャップを開ける時間も惜しい朝は、ゼブラ『マッキーノック 細字』を使う。紙からプラスチックまでマルチに書ける安心感がある。ノック式でキャップレスの手軽さは、忙しい朝にもぴったりだ。
名前付けを自動化してほしいけど、できないから道具に頼ろう
「名前を付けたいアイテムを機械にいれたら、AIが自動的に適切な場所に名前を書いてくれないだろうか」と思うときがある。技術が発達した2025年現在でも、まだ叶わないらしい。
それでも、お名前シールやラベルプリンターが一般の人でも手に取りやすい価格になり、ペンのインクは一昔前よりは進化していて、私が子どものときよりは楽になったのだろう。便利な道具に頼りながら、名前付けを乗り越えたいと思う。
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文具マガジンやっています。子育て中の母親として使っている文具と、完全に趣味趣向の文具を紹介しています。
▼入園・入学準備といえば書類書きもしんどいです。書き心地を良くして、少しでもテンションを上げたいところ。
▼マスキングテープを使って名前付けするなら、マスキングテープカッターを使うとすばやくきれいに切れます。
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