仏様から剣(ド○クエのひのきのぼう風)を頂いたお話し その5(終)
の続きとなります。
「これ、頂いていて大丈夫でしょうか? 私はこんなもの頂いても、別に立派な事とか出来ませんし…(´・ω・`)
お気遣いはありがたいけれど、身の丈に合わないものをもらって、逆に変なことがあっても困ります。
私は、思いきって聞いてみました。
「…必要な者に必要な物を渡しただけの事。 気に病む必要はない。
それに、お前はそれの代償に足る働きを既にこちら(お寺)でしている。安心して受け取るがよい…」
「はぁ。」
確かに、最期の方は訳分からない位激しく働かされていたので、 (私の出勤日まで、わざと何人分かの仕事を行わずに貯められたりもしていました(^-^;)
あれが代償と言われれば納得が行きました。
「良かったな! 三( ^∀^)✨
それまでやや空気だった指導霊のおじさんが、急に話しかけてきました。
「いや、私は宝くじが当たりたいって言ったんですよ…… (´・ω・`)
と、思わず。
「…( ^∀^;)
そのやり取りに対して、
「…お前のようなお人好しバカだったら、悪く使う心配もないだろうと思って渡したのだが… 」
と、上の方からもの言いが付きました。
「…す、すみません ( ̄▽ ̄;) つい…
じ、じゃあ…例えば、普通にお参りして、何か欲しいって言って来た人とかには、どうされてるんですか?」
気まずい話題を変えようと、私は慌ててお伺いを立てました。
すると、一瞬の間の後、
「…来た時点で何を考えているか、大体隠していても分かる故な。
基本、正しく困っている者には、その者に必要で、渡しても大丈夫そうなものを渡し、
そういった物が必要じゃない者には、渡さずに、だが浄めなどを与えて帰したりもしている。が…」
「が?(・ω・)
「…中には、やけに強すぎる力を強く欲しがる者もおる。
大抵はそのまま浄め帰らすが、時には渡してやる事もある。どうなるかは当人次第、と言う訳だ。
だが…」
最後はお言葉にして頂けなかったものの、
そのような方の中には、
人生が「とても難しく」なっていかれる方がいる、というのが「伝わって」きました。
(…!怖すぎるんだけど!!仏さまの言う、 「とても難しくなる」って何!? ((( ;∀;)))変なこと聞かなきゃよかった…!(。´Д⊂)
と、怯える私に、おじさんは、
「…まあ、器に見合わないものを持っても、扱いきれないからな。
大抵は人生の出来事を通じて、自分を育てるのが先で、必要性が出て扱えるようになれば自ずと手元に「それ」は来る訳なんだが。
待てずに、大きな「力」を「欲しい」と神仏に「言って」、それを「渡された」という事は、
どう扱うかを試されている、正しく扱える自分に成長しないとおかしな事になる、そのくらい 「ヤバい状態」 って事に気づかんでいると…
そうなる可能性が跳ね上がる。」
と、追い討ちをかけるように怖いことを教えてくれました。
器に見合わない…
どう扱うかを試される…
正しく扱える自分に成長しないと…
ヤバい状態…
おじさんの、不安になるような言葉が、ぐるぐると私の頭の中を回りはじめました。
「…わ、私は大丈夫なのかな!?((( ;∀;))) 剣渡されて、受け取って、の、飲み込んじゃってるよ…?
も、もう、手遅れかな…(。´Д⊂)
「…」
「…」
一瞬の沈黙。
そして、
「…お前はどこまでバカなんだ?」
失笑が部屋に広がりました。
その後、
「お前みたいなバカは大丈夫」
「そもそもお前が受け取ったものはそこまで強大な力のものではない」
という事を懇切丁寧にご説明頂き ( ̄▽ ̄;)
安心した私は、お礼を申し上げて、ご本尊さまとのやり取りを終わらせ、
「…むちゃくちゃお腹空いた…今日はカレーにするしかない…( ̄▽ ̄;) ←超絶カレー好き
と、遅い夕飯をいただき、泥のように眠りました。
その後、「剣」は、私の役目が滞りなく進むように、私をずっと浄め、支えていてくれましたが、
辛そうな方の為に一部割ってお渡ししたり、長く私の中にあった事で、同化したりもして、ほぼ原型をとどめておらず、普段は、気配を感じるのみとなりました。
正直、宝くじ当たりたかったなー…と思った事もありましたが( ̄▽ ̄;) ←ダメ人間
この子がいてくれた事で、私も、ご依頼者さまも、助けられた事がどれだけあったかと思うと、お金には変えられないものを頂いたと、今は感謝しています。
仏様から剣(ド○クエのひのきのぼう風)を頂いたお話しはこれで終わります。
長いお話しにお目通し頂きまして、本当にありがとうございましたm(__)m