moca

寺社の家系の者です。自分の体験を友人に話した所、自分だけが聞くのはもったいないから書いてみろと言われ書きはじめました。読み物として楽しんで頂ければ幸いです😊 実は書くより読む方が好きです😊📖

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寺社の家系の者です。自分の体験を友人に話した所、自分だけが聞くのはもったいないから書いてみろと言われ書きはじめました。読み物として楽しんで頂ければ幸いです😊 実は書くより読む方が好きです😊📖

マガジン

  • 不思議なおとぎ話のまとめ( ̄▽ ̄;)

    今まで書いた不思議なおとぎ話をまとめています。

  • ありがとうございます記事まとめ(о´∀`о)

    おすすめなどを頂いた際の感謝とお礼の記事をまとめています。

最近の記事

  • 固定された記事

スキ♥️押し@リハビリ中

諸事情にて、虫の息になったりなど致しました為、 ( ;∀;) しばらくお休みをさせて頂いておりましたが、 少し前から、皆さまの素敵な投稿記事を拝見しつつ、noteのリハビリをさせて頂いております(о´∀`о)✨ 元々、書くより読む方が好きなので、どうしても、 記事の投稿<<<越えられない壁<<<<<読む記事数&スキ♥️を押す数 となってしまっており、スキを押す度に、お優しい皆さまがスキ♥️を返して下さるのを、お忙しい皆さまのお手間やお時間を頂戴している様で、申し訳なく

    • あとがき

      大分御無沙汰してしまい、完結にもお時間をかなり頂戴致しまして、誠に申し訳ございませんでした。 実は、はじめは、お休みの間、拝見させて頂いていたnoteの皆さまの記事から、勇気や元気を頂き、 私なりに、リハビリがてら、noteを離れていた間、 どうしていたかをお話にしてみようかな… 位に思っていました。 が、組み立てたお話しをいざ書いてみたら、 「…あれ?結構いろんな事あったかも?…(;´∀`)? みたいになり(^.^; こんなあやしく長い仕上がりのお話しとなりま

      • 一陽来復の娘 22

        こちらの続きとなります↑ ※こちらのお話は少し長めのお話しになっています。ご注意下さい。(3385文字) 私は、彼女の方を向いて、 「…私は、大丈夫だから…もう、そんなに謝らなくていいよ。 …いろいろあったけど、楽しかったんでしょう?」 と、言いました。 確かに、彼女の謝罪が伝えるように、 「私」の人生には、困った事や、 苦しく感じられる事がありました。 大げさな事は口にすべきでないと 躾けられて育ちましたが、 とてもたくさんの出来事が、人生の流れの中で、 当

        • 一陽来復の娘 21

          こちらの続きとなります↑ ※こちらのお話は少し長めのお話しになっています。ご注意下さい。(3172文字) 「彼女」は、改めて、私の方を向くと、 「…私は、身分や財力や力で、人は、押しのけあい、傷つけあうのが当然、という世界で育ったの… 途中までは、理由もある、仕方ない事もある、 これが世界というもの、自分を守らないと自分がやられるんだから、って言い聞かせて、 自分の気持ちに目をつぶって生きてきた。 でも、人生の最期にね、どうしても、 自分に嘘をつけなくなって… …

        • 固定された記事

        スキ♥️押し@リハビリ中

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        • 不思議なおとぎ話のまとめ( ̄▽ ̄;)
          46本
        • ありがとうございます記事まとめ(о´∀`о)
          5本

        記事

          一陽来復の娘 20

          こちらの続きとなります↑ ※こちらのお話は少し長めのお話しになっています。ご注意下さい。(2741文字) 声がした方を振り返ると、 どこか見覚えのある女性が立っていました。 (…あれ、この人…?(;・∀・) 私は、この女性をひとめ見て、 昔見た「夢」の中に出て来た、 過去の「自分」… 「少し良い家の娘さん」だと、気づきました。 「…な、なんで?…(;´Д`)? 戸惑う私の様子を見て、「彼女」は、 鈴の音のような声で、ぽつんと、 「…ごめんなさい…」 ち

          一陽来復の娘 20

          一陽来復の娘 19

          こちらの続きとなります↑ ※こちらのお話は少し長めのお話しになっています。ご注意下さい。(2462文字) 私は、慌てて車内に入ると、手近な座席に急いで座りました。 すると、ドアがすぐに閉まり、電車がごとっ、ごとっ、と重い音を立てながら走り出しました。 「ふぅ…」 電車内の照明の明るさに、どこかほっとして、 私は、ぼーっとしながら、 ここしばらくの事を、ぽつぽつと思い出していました。 noteに来れなくなってから、本当にいろんな事がありました。 母の家系に災い

          一陽来復の娘 19

          一陽来復の娘 18

          こちらの続きとなります↑ ※こちらのお話は少し長めのお話しになっています。ご注意下さい。(2224文字) 彼は、優しく微笑むと、 「あなたの思いは、わかっていたよ。 彼の為に、私の言葉を紡ぎながら、 心の深い所で、あなたは、自分の役割を手放そうとしていたね。 彼が、どれだけ、救われた、ありがとう、 などと言っても、あなたは…」 確かに、「その方」には、その時に、尊い方からのお言葉が必要でした。 それだけのものを背負った方でした。 でも、いずれ、ご自身で気づく事も

          一陽来復の娘 18

          一陽来復の娘 17

          こちらの続きとなります↑ 祖父母達を見送ると、私は、ゆっくりと歩き、 来た時に降りた駅に着きました。 もう、ほとんど誰もいません。 ホームのはしっこで、ひとりぽつんと電車を待っていると、 ぽつ、ぽつ、と、止んでいた小雨が、 また、降ってきました。 少し離れた所に、龍神さんの気配を感じます。 (ほんと、優しいなぁ…来れて良かった…) と、今日、起きたことの余韻に浸っていると、 ✨お疲れさま!(^_^)✨ うっ…!Σ(ーー;) 淡く✨金色✨に発光した方 が現れ

          一陽来復の娘 17

          一陽来復の娘 16

          こちらの続きとなります↑ ※こちらのお話は少し長めのお話しになっています。ご注意下さい。(2730文字) 合図の太鼓が鳴らされ、ご挨拶も終わり、 一時のざわめき等もありましたが、 追儺祭は、無事に終了致しました。 頂いた記念のお品を抱えながら、わあわあと、 なんだかんだと言いながら、満足そうに、楽しげに、 連れの方々とおしゃべりをして歩く皆さまに混じり、 私も、来た道を戻り、 鳥居の所で、一礼をして、 お宮を後にしました。 神域から出て、駅までの道のりをしばらく

          一陽来復の娘 16

          一陽来復の娘 15 

          ↑の続きとなります。 ※こちらのお話は少し長めのお話しになっています。 ご注意下さい。(2280文字) お声のした「上」の方を「見」ると、 とある「御方」が、 こちらを、お優しい眼差しで、見ておられ、 その方からの、えも言われぬ、心地の良い「気」が、 こちらに「吹いて」きました。 (…すごいなぁ…あれ、このお方…もしかして…?) 私は、その、法衣のお姿に「見覚え」がありました。 「…え、ど、どういう事ですか…(;´Д`)? 何とも間の抜けたお声掛けをする私(

          一陽来復の娘 15 

          一陽来復の娘 14

          ↑の続きとなります。 建物の灯りが全て消された暗闇の中、 東の空に昇ってきた月の明りに、 私達も、お宮の建物も、 皆、ふんわりと照らされて、 どこか、夢の中のような雰囲気です。 (不思議な世界に迷い込んだみたい…(⁠*⁠´⁠ω⁠`⁠*⁠)✨ そんな中、朗々と、祝詞を詠み上げる声が響きます。 「…かけまくも かしこき……」 祝詞以外には、咳ばらいひとつ聞こえない、 しん、とした空間に、 ただ、月の光がおちていて、 そこには、 清浄な気が、満ちています。

          一陽来復の娘 14

          一陽来復の娘 13

          ↑の続きとなります。 日も暮れて、ぱら、ぱら、と小雨が降ってきた中、 「参加の方はこちらに並んで下さい。」 との警備の方の誘導に従い、私は、そっと並びました。 「お父さん、何も見えないよぉ」「まだ始まってないから」 皆さん、ご家族や、お友達と楽しげにお話しをされています(⁠*⁠´⁠ω⁠`⁠*⁠)✨ 「始まっても真っ暗で見えないんだよ」「あー○○は、このお祭りはじめてだったなぁ?」「前来た時はまだ生まれてなかったもんねえ」 お祭りに参加されて、ご家族の歴史を感じら

          一陽来復の娘 13

          一陽来復の娘 12

          ↑の続きとなります。 " …私はね、昔、学校に通うのに、この辺を電車に揺られてはるばる通ったんだよ… " 知りませんでした。 私は、祖母はてっきり地元の学校に通ったものと思っていました。 " 昔は、小学校より上は、○○まで行かなきゃならなかったからね。女の子の足じゃあ、ほんとに遠くてねえ、大変だったよ。よく通ったねえ… " この辺りは、今でも、緑豊かといえば聞こえがいいような、正直、田舎な雰囲気の所で、 今も、車窓の向こうには、○○山系の山が見えます。 当時は、

          一陽来復の娘 12

          一陽来復の娘 11

          ↑の続きとなります。 「えぇ〜どうしてた?」「元気だった?」「何でぇ?」「急に話したくなってさぁ」「ほんとぉ」 高校時代の気分でいろいろ話していると(^.^; 友人が、 「…そういえば、mocaちゃんさ、○○神社って知ってる?」 と、言い出しました。 「え?○○神社?(・.・;) 「そう。この間、旦那と旅行の途中で寄ったんだけど、広くてね、気持ちいい所で、良かったよ✨」 「そうなんだ…(;´∀`) そんなに…?」 「うん。すごくよかった✨清々しいと言うかさ。m

          一陽来復の娘 11

          一陽来復の娘 10

          ↑の続きとなります。 祖母は、私の発言に、少し驚いた様子で、 …でも、まだ…と、目を伏せて、言いました。 そして、何かから守るかのような仕草をして、私を、ふわりとあたたかな気持ちで「包んで」くれました。 (…「何か」から、守ろうとしてる…?…あ…もしかして…?) 私が気付くと、祖母は、優しく微笑みました。 人は、一度大きく浄化されても、今まで作り上げた価値観等があり、それだけでは、急にはあり方を変えられない事があるのですが、 どうやら祖母は、母や姉、いとこ達等、

          一陽来復の娘 10

          一陽来復の娘 9

          ↑の続きとなります。 祖母達を見送り、ご飯をしっかりと食べて、心身共に満たされた私は、(⁠*⁠´⁠ω⁠`⁠*⁠)✨ 身体も心も楽になり、明るい気持ちで、ご飯の片付けをしていました。 (声も楽に出る。身体も痛くない。極楽〜(^.^)✨ さっきまで隣にいた✨キラキラお兄さん✨は、私がご飯を美味しく頂いている間に、いつの間にかいなくなっていましたが、 (まあ、用事が済んだってことかな?…でも、どこかで「会った」事がある気がするんだよなぁ…?(´ε`;) つらつらと思いな

          一陽来復の娘 9