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ミュロのためにパリへいく

優しい笑顔だった。
2015年の春、パリ13区にあるジェラール・ミュロの店へ行った。
店内には品数豊富な見張るほど色とりどりのケーキとお惣菜が並んでいた。
“ミュロは1日16時間働く”
親愛なる上野万梨子さん(料理研究家)がそう著書「上野万梨子が出会ったおいしいパリ」(集英社)で紹介していた。
勤勉の料理人が作る宝石のようなケーキや総菜。
食べたくてパリに来た。

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