モカクラ

7万円握らせたら旅に出る。旅とうまいもんのために旅をひたすら続け、早30年。けだるい午後に一杯の麺か、コーヒーでくつろげればその旅は完了している。

モカクラ

7万円握らせたら旅に出る。旅とうまいもんのために旅をひたすら続け、早30年。けだるい午後に一杯の麺か、コーヒーでくつろげればその旅は完了している。

マガジン

  • 世界を食べる旅

    世界中を旅して食べたエピソードとともに“なんとなく撮ったフォトジェニックには程遠い写真”数百枚とともにお届け。30年前からそして現在進行形の旅ばなしを時にドラマ⁉のように、時にコメディのように。乗り物に揺られ空を眺め食べながら感じたことを書き綴る。ただ、旅行会社に並んであるパンフレットにある場所はたまにしか登場しません。

最近の記事

地味なたけのこスープ

東南アジアのラオスの特産といえば筍 ラオスの筍スープは、ラオス国民(ビエンチャンだけかもしれないが) にとって国民食といえるぐらいなのかもしれない。

¥100〜
    • 生きてるだけで高い!旅

      旅をしていて、ここにいると生きてるだけで高いな~と感じたのは リーマンショック前の2008年6月に行ったニューヨーク。 息を吸っているだけでお金が必要な気がした。 食べるのは安くて腹持ちのいいベーグルとビールばかり。 女性たちのファッションは決して安くはないだろうが、通販か何かのワンピースをただ着ている人を多く見た。 少なくとも20年前の高くはないが工夫された着こなしとは違う、どちらかというと日本のバブル期に似た風景だった。 リーマンショックの直前のニューヨーク。 バブルの空

      ¥100〜
      • はじめてドリアンを食べた日

        1999年. ラオス第3の都市!?パクセーのぬかるんだあぜ道(当時はすべてが舗装されていなかったが)を散歩中に出会ったドリアン。

        ¥100〜
        • ミュロのためにパリへいく

          優しい笑顔だった。 2015年の春、パリ13区にあるジェラール・ミュロの店へ行った。 店内には品数豊富な見張るほど色とりどりのケーキとお惣菜が並んでいた。 “ミュロは1日16時間働く” 親愛なる上野万梨子さん(料理研究家)がそう著書「上野万梨子が出会ったおいしいパリ」(集英社)で紹介していた。 勤勉の料理人が作る宝石のようなケーキや総菜。 食べたくてパリに来た。

          ¥100〜

        マガジン

        • 世界を食べる旅
          5本
          ¥100

        記事

          中国で偉い料理って

          スープは中国で高い地位にある。 中国で一年の中で一番大切な中秋節の日。私は杭州のシャングリラホテルで開催された特別ビュッフェへ。 店内のメインの位置で各スープ鍋の前に並んだ3人のシェフ。 彼らの得意げな顔ったら!いまだに写真を撮らなかったのを後悔している。 あれを見た時“あぁ、中国でスープは偉いんだ”と知った。 そしてそのスープをもちろんすべて飲んだ。 夢中で飲んだ。熱いが旨さのあまりに勢いで飲んだ。 翌日から唇は火傷していたが後悔はしていない。 中国のスープはレベルが高いの

          ¥100〜

          中国で偉い料理って

          ¥100〜