『アメリカ素猫』(司馬遼太郎)読書感想
司馬遼太郎記念館で買ったエッセイ本である。
司馬遼太郎自身は、アメリカ現地に行き、アメリカの文化と日本の文化との違いについて発見した。
この本書はアメリカに憧れている人にとっては結構参考になる本である。
★感想
司馬遼太郎記念館に行って、“梟の城”の次いでにこの小説を買った。
司馬遼太郎は歴史小説作家で、このような小説書けると言うことは、一杯本を読んで、勉強しているからである。
歴史小説を書くときに、事実的に書かないと、フィクション(架空もの)になってしまうので、そこが難しいのである。
記念館に行くと、本棚にずらーと本が並んでいて、凄いなぁと関心した。
私は海外に憧れていて、“アメリカの素猫”を買った。
映画やドラマや小説等知らない私はアメリカの真実について知識を取り入れることが出来た。
アメリカの歴史、文化のことについては詳しく書かれている。
司馬遼太郎が行ったアメリカは一体、どういうものなのか、日本と違う文化の価値観、人種、宗教、治安のことについて書かれている。
どこかにWASPは存在するのか。
アメリカは自由の国であって、多国籍で、ユーモアのある国だと言うことは良いことである。
アメリカは自己表現が日本よりも遥かに豊かである。
ユーモアのある国だからといって、全てがメリットのある国とは限らない。
人種や地域や社会文化によって、犯罪が多かったり、差別をしたりすることはある。
同姓愛は地域によって、多いところはあるけれども、差別やこだわりを生み出したのは、宗教からだと思った。
アメリカにとっては、こだわりが強くて社会的に影響されやすいので、多国籍でもそういった社会性を基づいているからだ。
海外に憧れていて、アメリカに行く前に先ず、このような知識を得て、判断してから、アメリカに行くべきだと思った。
★オススメだと思う方
アメリカに憧れている方、アメリカについての文化を知りたい方、司馬遼太郎のファンの方
★おわりに
司馬遼太郎にとって、アメリカという国はどのような国であったのかをエッセイで読んで実感した。
アメリカという国はこういう国だなと思っ
た。
アメリカは日本と違って、犯罪の多い国だけれども、ユーモアのある国なんだなと実感した。
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