トレイン・スポッティング【★4】ヘロインの魔力【アラフォー映画評⑦】
トレイン・スポッティング【評価★4】
※評価は独断と偏見、5段階(詳細はwikiより)
原田宗典氏の「メメント・モリ」を読んで久しぶりに、「トレイン・スポッティング」を見た。
ロンドンには行ったことあるけど、舞台になったスコットランドは行ったことがない。
行ってなくても、90年代のスコットランドってこんな感じなの?というような天気のくすみ方は興味深い。やっぱり英国紳士と曇りはセットだもんね。
さて、ヘロイン中毒の話。
これまたwikiによると、ヘロインは最強の多幸感と最悪の中毒性を持っているとのこと。
そんなヘロイン中毒から簡単に脱出できるユアン・マクレガー主演の主人公「レントン」はすごいという表現は陳腐だ。
むしろ称賛すべきポイントは、ヘロイン中毒者のぶっ飛んだ描写だろう。
何度も書いている話なのだが、
静脈注射してから床に寝転がると、あまりの多幸感に地面にめり込んでいく、という表現が秀逸すぎる。
※これを見て、やってみたいというわけではないですよ。
また、この映画はユアン・マクレガーだけではなく、ロバート・カーライル演じる凶暴なクソキャラ・ベグビーがいい味を出している。
ヤク中ではないのだが、アル中で暴力的。そして、ストーリーを盛り上げる重要な役を担っている。
なんか、映画っていいなぁと思った。月間三本を目標に映画を見ていこう。
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