わからないのが面白い 「はじめアルゴリズム(6)」を読んだ
正直にいうと、もう、このマンガで説明されている数学が全くわからない。
わからないんだけれども、それが面白い。
私が学生の頃は、数学は受験の武器としての認識しかなかった。
英語が壊滅的で、歴史は暗記が嫌いだった私は、数学と理科で点数を取るしかなかった。
数学は、解き方、考え方さえ理解すれば点数が取れるので、好きだった。
数学が好きなんじゃなく、点数が取れるから好きだったのだ。
はじめ君とか、ハチちゃんのように、数学を楽しいと思たら、世界が違って見えるんだろうなあ。
以下、内容に関する感想はAmazonリンクの後にかく。
0って何?1って何という話。
恥ずかしながら、そんなこと考えたこともなかった。
読んでみて、
「ああ、そうだよなあ。なんなのかなあ。」
と思った。
1がなんなのか、0がなんなのかわからなくても、全く困らない。
そんなことを考えなくても数学を使えるのが、学問のよさの一つだと思う。
いちいち、0って何?ってことから考えさせていたら、世の中止まってしまう。
だが、そんなことを考えている人がいたし、今もいるからこそ世の中が成り立っているんだよね。
数学者ってすげえわ。
なりたいとか、なりたかったとは全く思わないけど、心の底からリスペクト。
6巻では、はじめ君に思春期の兆しが現れる。
でも、すぐに数学。
この作品に、恋愛要素とか思春期要素とか必要なのかどうかわからない。
ちょっとだったらいいかな。
そっちが主軸になったら、なんか違うかも。
この作品は、わからないから、面白い。
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