自己受容できるようになるための3つの習慣(3/3)
自己受容できるようになるための3つの習慣
①否定する言葉を避ける
②完璧な人間はいないことを忘れない
③他人と比較しない
今回はまとめて②と③をお話しします
②完璧な人間はいないことを忘れない
これをお話ししていくんですが
正直当たり前のことですよね
完璧な人間はいないってこと
でもなぜか忘れちゃう時があるんです
実際これを意識するかしないかで
心の安定感が天と地くらい違うんですよ
突然ですが
これ誰だと思いますか
野球選手です
(下の数字は今現在ではなく過去の数字です)
プロになって
928回三振
647回ヒットを打たれ
ホームランを58本打たれ
281失点
チャンスで506回凡退
怪我で690日投げるとこができなかった
みなさんお分かりになりましたか?
三振したり打たれたりしてますから
簡単でしたでしょうか
そう
二刀流の大谷選手 です
あの完璧そうに見える大谷選手ですら
チャンスの時も500回以上
自分が望む結果を手にすることができなかったんです
私はミスをした時に
必要以上に気にしている時があるんですよね
”なんであの時こうしなかったんだろう”
”あーミスしたな あーやっちまったな”
ミスのことで頭がいっぱいになり
メリーゴーランドのように
マイナスなことが同じところをぐるぐると
周っているような感じです
そんな時
完璧な人間なんていない
ということを思い出すようにしています
そして自分に言い聞かせるんです
”たった1回のミスで気にしすぎだな”
”人間だから100%ミスしない人なんていない”
そうすると
気持ちが少しずつ切り替わっていく感じが
あるんです
頭の中のメリーゴーランドが
消えていきます
そして
少しずつ前を向けるんです
ミスをしたということは
打席に立ったということですね
そこを自分で褒めてくださいね
打席に立つからヒットが打てるんです
三振するときもあるかもしれませんが
それはあなたが打席に立ったからです
打席に立つだけですごいと私は思います
完璧な人はいない
誰もがわかっているつもりですが
ふとした瞬間忘れがちです
頭の中のメリーゴーランドが出てきたら
”完璧な人はいない”
ことを思い出してください
③他人と比較しない
このこともやっちゃいがちですよね
私もついついやっちゃいます
”なんであんなに仕事ができるんだろう”
”なんでこんなに自分だけ仕事が遅いんだろう”
”向いていないのかな”
他人と比較すると見えてくるのは
自分の足りないとこばかり
そこで
私の周りにいる仕事のできる人や
この人みたいになりたいなと思う憧れの人に
話を聞いたりして観察してみたんです
その結果を私なりに分析した結果
なんと私にとっては衝撃の事実が隠されていました
仕事の出来るAさん
・仕事が生き甲斐
・家庭では上手くいっておらず離婚
・寂しさがあるがそれを仕事のモチベーションに変換
・自分から仕事をとったら何も残らないと感じている
・仕事は楽しいが人生やり直したい気持ちもある
知識が豊富なBさん
・父親も同じ仕事
・小さい頃から父親の背中を見ていた
・自然と知識を得る環境があった
・興味があったし好きでもある
・今の仕事に満足しているが他の道もあったのではないかと思っている
・父親の期待を裏切りたくない
・どこか本当の自分人生ではない気がしている
コミュニケーションの上手なCさん
・人と会話するのが好き
・一緒に何かをすることが得意
・周りから好かれている
・本当の自分を出せていないと感じることがある
・たまに他の人のために無理したり我慢している
・一人で黙々と作業することは苦手
体力のあるDさん
・体力には自信がある
・疲れもそこまで感じないから量をこなせる
・見た感じも頼りになり実際頼られている
・覚えたり考えるのはどちらかというと苦手
・体育会系なのでそこが苦手と感じる人もいる
私は分析した結果
・能力(コミュ力、体力、知識)が違う
・スタート地点(過去)が違う
・ゴール・目指すものも違う
・環境(信頼できる仲間、家族、友人)が違う
これって
比較しようにも出来ないんじゃない!?
そう感じました
それまでは
同じ時期に会社に入った人
同じ歳の人
同じスポーツをしてる人
同じ地域の人
人生の中のほんの一部分を
無理やり切り取り
無理やり同じを見つけて
無理やり比較していると
私は感じたのです
でもそれって
オリンピックで
100mの選手
マラソンの選手
やり投げの選手
水泳の選手
を無理やり
トラック10m競争させるくらい
意味ないことだとわかったのです
できないことはないけど
なんの意味があるのでしょうか
同じ人生の人はこの世に誰もいません
ということは
比較できないんですね
私がやるべきことは
自分の競技を
楽しむこと
でしょうか
もし楽しむことが出来ているのなら
比較して落ち込むことなく
違った目で他人を見ることができるはずです
例えば
水泳選手が
100m走選手に10m走を負けて
落ち込み劣等感を感じるのではなく
100m走選手の足の回転がすごいから
そのトレーニングを取り入れたら
泳ぐのが早くなるかも
とか
逆に100m走の選手が
今まで下半身だけを鍛えてたけど
水泳選手の上半身の使い方を真似すれば
足が速くなるかも
とか
私たちの周りにいる
コミュニケーション上手な人を見て
自分はあんなに出来ないと落ち込むのではなく
自分にどうやって取り入れてみようかと
自然と考えるようになってくるはずです
他人と比較し自己受容出来ていない人は
そもそも比較できないんだよと
考えるようにしていくと
自然と自己受容できていきますよ
以上が
自己受容できるようになる3つの習慣でした
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