育児しながら働く人と、職場の支援
先日、出産前後に起こりうる様々な出来事やこころの動きをシミュレーションできるボードゲーム、「サンゴクエスト」の体験会に参加しました。
自身のライフキャリアだけでなく、職場の上司との関りや、家族との関りも考えるゲームです。ボードゲームで体験する利点としては、客観的に多様な立場に立って考えることができることでしょうか。
参考:サンゴクエスト
私達は、何かの課題の渦中にいる時は、当事者としての想いが溢れ、他の立場の方の想いを想像する余裕がないものです。けれども、何かの役割に沿って考えることによって、客観的な立場で物事を見直すこともできるのです。
数年前に体験したあるワークショップでは、「職場復帰後、上司が責任ある仕事を任せてもらえない」課題をメンバーで考えたことがありました。
出産後の職場復帰の場合、周囲は気を配って負担が少ない業務を依頼しがちです。けれども、一人一人の志向性や発揮したい能力は異なります。
上司は過去の職場復帰者の事例に影響されているのではないか、等と相手側の立場で見るとまた違う風景も見えてきます。
職場の上司、家族、数年後の自分はどう考えるのか、考えてみてもいいですね。
イベントや研修でもお伝えしています。
育休ラボメンバーで参加します。
プロティアン・キャリア協会公認 育休ラボ