毎日、普通に暮らしている。 実家で暮らしていた学生のときも、知らない土地で就職してひとり暮らしをはじめたときも、もちろん、結婚した今も。 なにも事件は起きない、事件が起きたとしても、たぶん気づかない。 気づいたとしても、さして気にならない。 気にせずに過ごしていたら、そのうちなんとかなっている。 なんとかなった頃には、きっと笑い話になっている。 ただ、日々の流れに身をまかせるだけの、ごくありふれた、普通の暮らし。 ひとりの生活も、それはそれで。 わたしは普通に暮らしながら
暑い。暑すぎる。 夏ってこんなに暑かったっけ。 3か月ほど前、生まれて初めて本を出した。 タイトルは『ものすごい愛のものすごい愛し方、ものすごい愛され方』。 著者名と合わせると、ものすごい愛という単語が4つも出てくる。 当初は、担当の編集さんからは「デザインのバランスを考えて、『ものすごい愛のものすごい愛し方、愛され方』でいきましょう」と言われたのだが、これだけは頑として譲らずに現行のタイトルを無理矢理に押し通した。 なんだって、カロリーが高い方がいいに決まってる。 本
昨日から首が痛い。 首も肩も背中も痛い。 きっとそのうち治る。 朝ごはんは野菜のベーコンエッグ、アボカドとサラダチキンのサラダ、パプリカときゅうりのピクルス、野菜のコンソメスープ。 仕事が休みの夫が洗い物をしてくれた。 洗い物を一度サボれるだけでかなりご機嫌になれる。 未開封のワインボトルを割ってしまった。 あまりの大惨事に落ち込んだ。 お昼ごはんは16時半頃。 豪華なお蕎麦をつくってもらった。 お蕎麦よりうどんが好きだけど、豪華なお蕎麦はうどんより好きだ。 豪華なお蕎
10時半ぐらいに起きた。 昨日2時過ぎまでNetflixで映画を観てたから。 お昼に昨日つくっておいた豚の角煮を丼にした。 ほろほろじゅわじゅわでおいしい。 2時間かけて煮込んだ甲斐があった。 あと400000000000キロぐらい煮込めばよかった。 デザートにピオーネを食べた。 皮の剥き方にコツがいる。 昼寝してる夫をおいてドトールに行った。 原稿を書いた。 自分の文章は自分の文章でしかない。 客観視できない。 親友からLINEがきた。 4日から京都に遊びに来る予定
昨晩、沖縄から帰ってきた。 冷蔵庫が空っぽなので、夫の朝ごはんは冷凍の焼きおにぎりとインスタント味噌汁。 お弁当はなし。 帰ってきて疲れてるだろうから買い物もごはんもいいよ〜とのことで、わたしは夫から与えられた優しさはどんどん享受する姿勢を崩さない。 とりあえずスーツケースの中身を片付けた。 2週間後には北海道に帰るので、そのままでもいい気がしたけれど、一応。 洗濯と掃除と買い物だけなんとかやり終えた。 他にしたことといえば、たこ足配線を整えたぐらい。 夫の家族にお礼の連
寝坊した。 お弁当をつくれなかった。 夫曰く、あまりにも安らかな寝顔だったので起こすのを躊躇したとのこと。 しょうがない、そういう日もある。 お弁当をつくれない日も、安らかに眠れてる日も。 朝ごはんは昨日の野菜スープの残り。 トマトに火を通すとなぜこんなにもおいしいのか。 暑かったので、プールで泳いだ。 泳げないけど。 鼻で息を吐いて、口で息を吸うということができない。 1ヶ月で10個のことをやるというのが苦手だ。 3日で1個のことをやる方が得意だ。 多方面から尻を
暴力的な暑さだ。 朝起きたら夫が台所で包丁を研いでた。 ありがたい、彼は夫という役職にほんとうに向いている。 朝ごはんはトーストにジャムとマーガリン塗ったやつ。 休日だから、お弁当は作らなくていいし朝ごはんはテキトーでいいし。 ほんとうはレンタカーを借りてドライブデートをする予定だったけれど、こんだけ陽射しが強ければ腕が焦げてしまうねと断念。 じゃあ涼しくなった時間に映画を観に行きましょうと予定が変更になったけれど、いつまでたっても気温は下がらないし外に出たら息ができない
朝、トーストと目玉焼きとウインナーとキュウリのピクルスとアーサーの味噌汁を夫に食べさせた。 お弁当はねぎ入り卵焼き、ナスと鶏肉のトマト煮、キヌサヤとベーコンのマヨ炒め、豚の生姜焼き、ミニトマト。 残り物バンザイ。 洗濯と掃除をした。 珍しく体調が悪い。 昼寝をしたら、寝汗で溺れかけた。 痩せた気がする。 キーボードが壊れていて何もできなかったけど、今日ようやくAmazonから新しいのが届いた。 これでもう大丈夫、なんだってできるぜ。 夜ごはんは、酢豚、ポテトサラダ、厚
今日は朝からテキパキ動けた。 昨日の後悔を昨日のうちに帳消しにしておいてよかった。 朝ごはんはベーコンエッグとトースト。 いつも通り。 文句を言わない夫は偉い。 お弁当は鳥となすの甘酢あん、きんぴらごぼう、海苔入り卵焼き、たこさんウインナー。 残り物は正義だ。 ハローワークに行った。 失業手当の金額を見て、頑張って社畜をやっていた過去の自分に感謝しかない。 説明会で司会をやっていた男の人のマイクの持ち方がGLAYのTERUさんと同じで違和感だけが残った。 夜ごはんは肉
10時間も寝てしまった。 昨日は4時間も昼寝したのに。 27歳になってもまだ、わたしは育ち盛りなのかもしれない。 朝ごはんはベーコンエッグとトースト。 トーストにマーガリンを塗ってベーコンエッグを乗せて中濃ソースをかけて黄身をぐちゃぐちゃにして食べていたら、夫が「そんな食べ方もあるのか！」と驚いていた。 こんな食べ方もあるんだよ、真似していいよ。 昨日からメリハリのある生活をできていない。 このままではいけないと思い、ドトールに行った。 凍え死ぬかと思った。 真夏に寒さで
朝はトーストと味噌汁。 パンにカルディのコーヒークリームをべたべたに塗って食べた。 家の前にカルディができてほしい、経済を回すので。 洗濯と掃除を済ませ、Amazonで買った水着を服の下に着て意気揚々と近所のスイミングスクールに行った。 泳ぐ気満々で、受付のお姉さんにTシャツの襟ぐりから安い水着をチラ見させてたのに、泳げるのは7月からだと言われた。 あまり羞恥心を感じない性格だが、この時はさすがにめちゃくちゃ恥ずかしかった。 リュックでできるだけ襟ぐりが見えないように隠して
昨晩、腸が痙攣してもんどりうっていた。 痛みで呼吸が浅くなり、ゆっくり吸って〜ゆっくり吐いて〜と声をかけてくれた夫を鬱陶しく感じるぐらい苦しんでいた。 申し訳ないことをした。 朝起きてもまだ痛みは続いていたが、昨晩よりはマシだったのでパートに行った。 顔が大理石と同じ色やな！と笑われて、あまり心配してもらえなかった。 社畜時代は大抵酒が残ったまま苦しみながら働いていたので、それに慣れてしまっている同僚たちは"わたしを心配する"という概念がなくなっている。 夫が飲み会でいな
朝ごはんはスーパーで買った惣菜パンとドリップコーヒー。 新婚旅行に向けて、旅行会社に電話した。 担当の人、とても親切で丁寧だった。 不安なこととかも相談にのってくれそうでうれしい。 夫に頼まれて図書館に本を借りに行った。 とても分厚い本でびっくりしていたら、中を見た夫が「この本、150ページぐらい注釈だ」と言っていた。 そんなに注釈を書くぐらいならもっと簡単な表現にすればいいのにね。 夜ごはんは豚汁ととうもろこしごはんと野菜サラダとふろふき大根。 とうもろこしごはん？！
地震が起きた。 こんなに大きい地震は生まれて初めて経験した。 とてもこわかった。 揺れた瞬間、夫と一緒に外に逃げた。 揺れがおさまってしばらくしてから、自分がノーブラなことに気づいた。 いろんな人たちが心配してくれて連絡をくれた。 ありがとう、無事です。 できる限りの備えをした。 お金も労力もかかったけど、何も起こらなければそれでいい。 一日中、なにもやる気が起きなかった。 夜ごはんはガスを使わないようにスーパーのお惣菜にした。 味気ない、でも仕方がない。 気を張って
9時半に起きた。 10時間ぐらい寝た。 年齢を重ねると睡眠時間が短くなるというのは嘘だと思った。 生クリームをつかわないカルボナーラをつくった。 ダマができてあまりおいしくなかった。 カルボナーラは外で食べるもの、ということが決定した。 生クリーム、もっと小分けで売ってくれないかな。 美容室で髪を切ってもらった。 美容師さんが結婚10年目でようやく結婚式を挙げたらしい。 奥さんと参列してくれた人たちがとても喜んでくれてうれしかった、と言っていてすごくよかった。 夜ごはん
朝、夫にシイタケとわかめの味噌汁とトーストとベーコンエッグを食べさせた。 味噌汁は正義。 相手が米でも麺でもパンでもいいのだ。 バス停で知らないおじいさんと仲良くなった。 占い師さんだそうで、ヘーウケますねーってヘラヘラしてたら占ってくれた。 手相によると、非常に社交的で心身ともに健康だそう。 その通りすぎて笑ってしまった。 生年月日によると、一昨年と昨年は思いが通らない時期だったらしいが、今年は思いが通る時期らしい。 これからバシバシ我を通していくぞ。 おしゃれなホテル
