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感情がなきゃ、人間

なりたい人物像をイメージしたり、実際になりたい人の真似をしたり、まるでなりたい人そのものであるかのように過ごしたりすると、自然と自分が変わっていく。
最近読んだ本にそのようなことが書いてあったので、「私はどういう人になってみたいかな?」と少し考えてみた。思い浮かぶのは、笑顔が多く(無理した笑顔ではなくて、本人が基本的に人生をポジティブに楽しもうとしているが故に出てくる素直な笑顔)、感情の変化を素直に表してくれる人。不機嫌な時に不機嫌になれ、ということではなく、心を揺さぶられて泣いたり、人に対して助けを求められたりするなど、自分を表に出せる人。

そこまで考えた時、ふと思い出した。高校生の頃、「感情を表に出す人は愚かだ」と思っていたことを。思っていたというか、思おうとしていたというほうが正しいのだが。
あの頃、私は他人の期待や世間の価値観にがんじがらめになっていた。自分の奥底の欲求を無理やり押さえつけようとして、いつしか上記のように思うようになった。
でも本当は、素直な人でありたかったのだ。たとえそれを良く思わない人がいたとしても。素直さは、私にある個性の一つでもあったから。自分で素直って言うなよって感じか。

大人になっても、心の底から何かに「感動した!」「素敵だった!」と言える人であり続けたい。他人の良いと思ったところに対して「そういうところ好き!」と言える人でありたい。
なんか、私単純なやつだと思われてないかな?とたまに不安になる時もあるが、そんなの気にしないことにした。

ふと思ったことなので短くなったが、そんな感じ。

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