民泊、いよいよ始動開始!
けいこです。
民泊(AirBnB)を始めたって前に書いた(始めたい、って書いてたかな?)。
そのシステムを実際に試しに使ってみたかった、そしていい評価を受けるために、今までは友達や(きょうことみや、ありがとう!)知り合いの紹介など、何らかのつながりのある人にウチに泊まってもらってた。
これで、いっぱい「練習」さてもらい、とってもいい経験になった。
例えば、部屋にベッドをどういうふうにおいたら(狭い)空間を有効に使ってもらえるか、人の家に泊まる時何が必要か(例えば、ヘアードライヤーはほぼ100%必要、と分かった反面、シャンプーなどはほとんどの人が持参してくる)、人によって体感温度がとても違う(寒がりで寝具が足りないという人もいれば、暑かった、という人も)、渡すものと返却してもらうもの(鍵を渡すんだけど、チェックアウトの時にUberが来たりしてバタバタしてたから、一度返却してもらうのを忘れた、なんて大失敗もあった)、Wifiのパスワードは印刷して部屋に置いておいた方がいいな、とか。
で、今回、初めて会ったことも話したこともないゲストを迎えることになった(仮称Aさん)。それもお正月元旦から2泊3日。おまけにその人はAirBnBに登録したばかりで、まだ評価がついていないので、いいゲストかどうかわからない、って状況だった。
なので、受け入れるか否か、ちょっと迷った。お正月という日程もそうだし、評価なしではどんな人か検討もつかないし。
だけど、断ってばかりじゃ物事始まらない!と思って引き受けることにした。夫は一応男性だし、娘はブラジリアン柔術習ってるから、なんかあったら戦ってもらおう(笑)。おまけに頼りにならないけど犬もいる←全く当てにならないけど。
それに、お正月っと言ってもこちらでは特別なことするわけじゃなく、家にほとんどいるわけだし。
結果は「案ずるより生むが易し」。とっても礼儀正しく感じのいい若い中国のご夫婦だった。オークランド市内に住んでるんだけど、借りてるアパートの期限が切れる日と、次の新しいアパートの契約が始まる日の間の2泊3日を埋めるために、宿泊するところが必要だという理由。
そうか、そうか。民泊といっても旅行だけじゃなくて、こういう理由で宿泊する需要もあるのか、と知る。
私が民泊をしてみたかった理由が、お小遣いを稼ぎたいという理由ももちろんだけど、知らない人と会って自分の世界を広げたいというのも大きい。
今回の中国のゲストは、まさにそうだった。世間では特にオーバーツーリズムで「〇〇人はうるさい」とか「▲▲人の泊まった後は散らかっていた」などと人物像と国籍がセットで問題視されることが多い。
でも今回のAさんは、受け答えもとっても丁寧、「うるさい」とは真逆にとても物静か、そして「ベッドで寝たの?」って思うくらいキレイにベッドメーキングされてチェックアウトされていた。「素晴らしい、見習うところ多々あり」
国籍とその人の生活や振る舞い、確かに一致してるところもあるんだろうけど、やっぱりそんなステレオタイプで判断しちゃいけない、って改めて思った(別に私は元々偏見あるわけじゃないけど。少なくとも私の知り合いの中国の人は、すごく丁寧な人ばかりで、大好きだから)。
チェックアウトの時は、「お正月から宿泊させてくれてありがとう。すごく助かりました」と、チェックアウト前日の夜に作ってくれたというお花を(下の写真)プレゼントしてくれた。「感激!」
民泊の最初のゲストがこんないい人で幸先いいなぁ!
評価に基づくこういうシステムって、いいことすれば自分に返ってくるし、よくないことしても結局自分に返ってくる。「性善説」を元によくできてるシステムだと納得する。
世の中、捨てたもんじゃなくて、基本みんないい人なんだって思わせてくれた民泊始動の2泊3日だった。次はどんな人が予約入れてくれるかな〜?