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「マメでマグネシウム(ミネラル)が得られる」の嘘
【豆は畑の肉】
「肉を食うな!豆を食え!」。これが、わたしの合い言葉。「豆は畑の肉」。白花豆、うずら豆、とら豆、黒豆、有機大豆、ヒヨコ豆、レンズ豆、金時豆……我が家には、豆類のストックが豊富だ。極めて優良のたんぱく源で、日本人に決定的に不足しているマグネシウムもたっぷり。 船瀬俊介/池田真希子〈ヴィーガン革命 動物食は老化する〉より
✔️【反論〈ミネラルの矛盾〉】
牡蠣(かき)を単独で食べると亜鉛が増加するのですが、そこにマメを追加すると亜鉛の吸収が著しく低下することが明らかになっています(JLCM.1979)。
船瀬俊介によるとマメにはミネラルのマグネシウムが含まれているそうですが、マメを食べることで同じミネラルの亜鉛の吸収が低下してしまうのです。
この矛盾をどう説明するのでしょうか?
【レクチンの恐怖】
また、マメ(特にレッドキドニー)にはレクチンという毒が含まれており、生や加熱不十分で食べると嘔吐や下痢に見舞われるそうです。
1998年のLectin Methods and Protocolsに載った論文から引用します。
レッドキドニー(学名Phaseolus vulgaris)由来のレクチンであるPHAは、食事によるタンパク質の0.5から5%の割合で摂取した場合、いくつかの動物種の成長率を低下させる原因となる。レクチンの摂取は下痢、栄養の吸収低下、成長速度の阻害につながり、PHAを摂取した動物が最終的に死に至る場合もある。
マメは充分に加熱すれば安全に食べられるのかもしれませんが、食べるメリットがよくわからないので、私は無理に食べようとは思いません。
【まとめ】
●マメを食べてもミネラルは得られない。
●マメにはレクチンという毒がある。
日本の国民病の1つである糖尿病。しかし標準治療は大変危険なものなのです。糖質制限による治療をぜひご検討ください。
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