創世記8:15 ~ 22★2020.12.18掲載分
デボーションガイド*ハーベストタイムより
【御言葉】創世記8:15 ~ 22
15 そこで、神はノアに告げて仰せられた。
16 「 あなたは、あなたの妻と、あなたの息子たちと、息子たちの妻といっしょに箱舟から出なさい。
17 あなたといっしょにいるすべての肉なるものの生き物、すなわち鳥や家畜や地をはうすべてのものを、あなたといっしょに連れ出しなさい。それらが地に群がり、地の上で生み、そしてふえるようにしなさい。」
18 そこで、ノアは、息子たちや彼の妻や、息子たちの妻といっしょに外に出た。
19 すべての獣、すべてのはうもの、すべての鳥、すべて地の上を動くものは、おのおのその種類にしたがって、箱舟から出て来た。
20 ノアは、【主】のために祭壇さいだんを築きずき、すべてのきよい家畜と、すべてのきよい鳥のうちから幾いくつかを選び取って、祭壇の上で全焼のいけにえをささげた。
21 【 主】は、そのなだめのかおりをかがれ、【主】は心の中でこう仰せられた。「わたしは、決して再び人のゆえに、この地をのろうことはすまい。人の心の思い計ることは、初めから悪であるからだ。わたしは、決して再び、わたしがしたように、すべての生き物を打ち滅ぼすことはすまい。
22 地の続くかぎり、種蒔と刈入れ、寒さと暑さ、夏と冬、昼と夜とは、やむことはない。」
《参考》
箱舟を出る
*ノアの従順
箱舟に入れと神が言われた時、ノアはそれに従った。(6:18)
創世記6:18 ただし、わたしはあなたと契約を結ぼう。あなたは子らと、妻と、子らの妻たちと共に箱舟にはいりなさい。
今度は、『箱舟から出よ』と命令が下り、ノアは従った。
箱舟を出たのは、ノアの家族、鳥や家畜、地をはうものなど箱舟に入った全ての生き物。ノアの家族と全ての生き物には、新しい使命が与えられ、新しくなった地に満ちるようにと命令を受けた。
「…それらが地に群がり、地の上で生み、そしてふえるようにしなさい。」(17 節)
大洪水は、*バプテスマの型となる。
*バプテスマ・・・体を水にひたし、そこから上げられる儀式。または頭上に水を注ぐ儀式。日本語では、洗礼という。
《参考動画》
Mutsumi Kawamuraさんの動画をお借りしました。
「…わずか八人の人々が、この箱舟の中で、水を通って救われたのです。そのことは、今あなたがたを救うバプテスマをあらかじめ示した型なのです。」(1 ペテ3:20 ~21)
★私たちクリスチャンは、バプテスマ(洗礼)を通して、霊的に増え広がることを神から期待されている。しかし、バプテスマはゴールではなく、神の子供となったスタート地点。新しくされた者(キリストによって贖われ変えられた者)は、大胆に神の栄光を表すように生きていこう。
*最初の祭壇
箱舟を出たノアが最初にしたことは、【主】を礼拝した。
(1)ノアは、祭壇を築いた。エデンの園には神の臨在があったが、エデンの園は洪水で滅びた。エデンの園は、神の臨在に出会う場・犠牲をささげる場として、祭壇が必要だった。聖書に「祭壇」という言葉が出てきたのは、これが最初。
(2)ノアは、すべてのきよい動物や鳥のうちから、いくつかを選び祭壇で全焼のいけにえとしてささげた。
【主】は、再びこの地をのろうことはすまいと約束された。理由は「人の心の思い計ることは、初めから悪であるからだ。」(21 節)。
これより以前は、この理由が地を滅ぼす原因となったが、ここでは、これが地を滅ぼさない理由となっている。
大洪水は神の義を示すために起こり、これ以降は、神のあわれみと恵みが示された。
「地の続くかぎり、種蒔きと刈り入れ、寒さと暑さ、夏と冬、昼と夜とは、やむことはない。」(22 節)
★祭壇と全焼のいけにえは、主イエスの十字架を予表している。神は罪なき御子イエスの贖いの死によって、私たちを滅びから解放された。次に神が全人類を裁かれるのは、キリストの再臨の時。神の恵みと忍耐を思い起こし、キリストの再臨が近づいていることを覚え、霊の目を覚ましいよう。
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