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創世記9:1 ~ 7★2020.12.19掲載分


デボーションガイド*ハーベストタイムより


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【御言葉】創世記9:1 ~ 7


1 それで、神はノアと、その息子たちを祝福して、彼らに仰せられた。「生めよ。ふえよ。地に満ちよ。

2 野の獣けもの、空の鳥、── 地の上を動くすべてのもの ── それに海の魚、これらすべてはあなたがたを恐れておののこう。わたしはこれらをあなたがたにゆだねている。

3 生きて動いているものはみな、あなたがたの食物である。緑の草と同じように、すべてのものをあなたがたに与えた。

4 しかし、肉は、そのいのちである血のあるままで食べてはならない。

5 わたしはあなたがたのいのちのためには、あなたがたの血の価を要求する。わたしはどんな獣にでも、それを要求する。また人にも、兄弟である者にも、人のいのちを要求する。

6 人の血を流す者は、人によって、血を流される。神は人を神のかたちにお造りになったから。

7 あなたがたは生めよ。ふえよ。地に群がり、地にふえよ。



《参考》





新しい始まり
*ノア契約


神は、箱舟を出たノアとその息子たちを祝福された。

ノアは、第2 のアダムとしての役割が与えられた。アダムから人類の歴史が始まったように、大洪水の後はノアから人類の歴史が再び始まる。

現在地上に生存している人類は、全てアダムの子孫であり、ノアの子孫となる。は、ノアと契約を結ばれ、この契約は『ノア契約』と言われる。

聖書は、契約という概念を前提に読まなければ、本来の深い意味が理解できない。



*5 つの条項


ノア契約には、5 つの条項がある。


(1)「生めよ。ふえよ。地に満ちよ。」(創1:28)

*エデン契約の条項の確認。(神とアダムの無条件契約)

この条項から、ノアがアダムと同じように人類の代表として立てられた。大洪水の前にあった文明は全て破壊され、新しい文明がノアから始まる。

  *エデン契約                          ①『地に満ちよ』と命令・『地を従わせる』使命。創1:26-31                                 ②堕落前の労働は楽で豊かな収穫があった。(主に生かされていた。)  ③『知識の木の実を食べてはならない』と禁止命令。創2:16-17    ④『知識の木の実を食べると死ぬ』肉体の死ではなく霊的な死。(神との断絶)→生まれた子(人類)は」、生まれながらにして霊的に神から断絶され死んでいる状態。                          
創世記1:26-31 26.神はまた言われた、「われわれのかたちに、われわれにかたどって人を造り、これに海の魚と、空の鳥と、家畜と、地のすべての獣と、地のすべての這うものとを治めさせよう」。 27.神は自分のかたちに人を創造された。すなわち、神のかたちに創造し、男と女とに創造された。 28.神は彼らを祝福して言われた、「生めよ、ふえよ、地に満ちよ、地を従わせよ。また海の魚と、空の鳥と、地に動くすべての生き物とを治めよ」。 29.神はまた言われた、「わたしは全地のおもてにある種をもつすべての草と、種のある実を結ぶすべての木とをあなたがたに与える。これはあなたがたの食物となるであろう。 30.また地のすべての獣、空のすべての鳥、地に這うすべてのもの、すなわち命あるものには、食物としてすべての青草を与える」。そのようになった。 31.神が造ったすべての物を見られたところ、それは、はなはだ良かった。夕となり、また朝となった。第六日である。
創世記2:16-17 16.主なる神はその人に命じて言われた、「あなたは園のどの木からでも心のままに取って食べてよろしい。 17.しかし善悪を知る木からは取って食べてはならない。それを取って食べると、きっと死ぬであろう」。


(2)この条項は、動物たちを守るためのもの。

大洪水以降、人類が肉食の習慣を開始する。神は、動物の中に人への恐れを入れた。人は動物界に権威を持つ

ノア契約では「地を従えよ」という命令はない。アダムの堕落以降、サタンが地の支配者となったからだ。


(3)人類に肉食が許可された。

エデン契約とアダム契約の下では、人間は菜食主義者だった。これ以降、動物と緑の草が食物として許可されていた。


(4)肉は血のあるままで食べてはならない。「肉のいのちは血の中にある」という原則の確認。規定はモーセの律法からきている。

(レビ3:17、7:26 ~27、17:10 ~14、申12:15 ~16、20 ~24 参照)

レビ記3:17 あなたがたは脂肪と血とをいっさい食べてはならない。これはあなたがたが、すべてその住む所で、代々守るべき永久の定めである。
レビ記7:26-27 26.またあなたがたはすべてその住む所で、鳥にせよ、獣にせよ、すべてその血を食べてはならない。 27.だれでもすべて血を食べるならば、その人は民のうちから断たれるであろ
レビ記17:10-14 10.イスラエルの家の者、またはあなたがたのうちに宿る寄留者のだれでも、血を食べるならば、わたしはその血を食べる人に敵して、わたしの顔を向け、これをその民のうちから断つであろう。 11.肉の命は血にあるからである。あなたがたの魂のために祭壇の上で、あがないをするため、わたしはこれをあなたがたに与えた。血は命であるゆえに、あがなうことができるからである。 12.このゆえに、わたしはイスラエルの人々に言った。あなたがたのうち、だれも血を食べてはならない。またあなたがたのうちに宿る寄留者も血を食べてはならない。 13.イスラエルの人々のうち、またあなたがたのうちに宿る寄留者のうち、だれでも、食べてもよい獣あるいは鳥を狩り獲た者は、その血を注ぎ出し、土でこれをおおわなければならない。14.すべて肉の命は、その血と一つだからである。それで、わたしはイスラエルの人々に言った。あなたがたは、どんな肉の血も食べてはならない。すべて肉の命はその血だからである。すべて血を食べる者は断たれるであろう。
申命記12:15-16 15.しかし、あなたの神、主が賜わる恵みにしたがって、すべて心に好む獣を、どの町ででも殺して、その肉を食べることができる。すなわち、かもしかや雄じかの肉と同様にそれを、汚れた人も、清い人も、食べることができる。 16.ただし、その血は食べてはならない。水のようにそれを地に注がなければならない。
申命記12:20-24 20.あなたの神、主が約束されたように、あなたの領域を広くされるとき、あなたは肉を食べたいと願って、『わたしは肉を食べよう』と言うであろう。その時、あなたはほしいだけ肉を食べることができる。 21.もしあなたの神、主がその名を置くために選ばれる場所が、遠く離れているならば、わたしが命じるように、主が賜わる牛、羊をほふり、門の内で、ほしいだけ食べることができる。 22.かもしかや、雄じかを食べるように、それを食べることができる。すなわち汚れた人も、清い人も一様にそれを食べることができる。 23.ただ堅く慎んで、その血を食べないようにしなければならない。血は命だからである。その命を肉と一緒に食べてはならない。 24.あなたはそれを食べてはならない。水のようにそれを地に注がなければならない。



(5)死刑制度の創設

制度を維持するために、人間の政府(統治機構)が必要となった。計画的な殺人のみ死刑に該当する罪。殺人を犯したら、その人は、その罪の責任を問われる。

神は、一人一人の行為の責任を問われる。殺人が悪である理由は『神のかたちに造られた尊い存在を破壊』ことが罪。


★人の命の重さについて考えよう。全ての人は、知・情・意を持った存在で神から愛されている存在。

★隣人の内に「神のかたち」を見る人は幸いである。その人は、隣人と平和な関係を結ぶ人である。



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