創世記6:9 ~ 12★2020.12.8掲載分
デボーションガイド*ハーベストタイムより
【御言葉】創世記6:9 ~ 12
9 これはノアの歴史である。ノアは、正しい人であって、その時代にあっても、全き人であった。ノアは神とともに歩んだ。
10 ノアは三人の息子、セム、ハム、ヤペテを生んだ。
11 地は、神の前に堕落し、地は、暴虐で満ちていた。
12 神が地をご覧になると、実に、それは、堕落していた。すべての肉なるものが、地上でその道を乱していたからである。
《参考》
洪水前の状況
*ノアの霊性(9 ~10 節)
「これはノアの歴史である。」(9 節)ここから創世記の第3 区分(トルドット)が始まる。(創世記6:9 ~9:29)
ノアの霊性に関して「ノアは、正しい人であって、その時代にあっても、全き人であった。ノアは神とともに歩んだ」(9 節)と記されている。
(1)「正しい人」はヘブル語で「ツァディク」と言う。意味は「義認・内面の義・救い」などで、ノアの内面の性質を表している。
(2)「全き人」はヘブル語で「タミム」と言う。意味は「無垢むく人、傷のない人」で、ノアの外面的行為を表している。
レビ記1:3、10、3:1、6 では、犠牲の動物に関して「タミム」と言う。「傷のない」と言う意味。
レビ記1:3・10 3.もしその供え物が牛の燔祭であるならば、雄牛の全きものをささげなければならない。会見の幕屋の入口で、主の前に受け入れられるように、これをささげなければならない。 10.もしその燔祭の供え物が群れの羊または、やぎであるならば、雄の全きものをささげなければならない。
レビ記3:1・6 1.もし彼の供え物が酬恩祭の犠牲であって、牛をささげるのであれば、雌雄いずれであっても、全きものを主の前にささげなければならない。 6.もし彼の供え物が主にささげる酬恩祭の犠牲で、それが羊であるならば、雌雄いずれであっても、全きものをささげなければならない。
(3)「その時代にあっても」とは、「時代(世代)」が複数形になっている。ノアはアダム以来の10 世代の中で最も義なる人だった。
(4)ノアが「正しい人・全き人」と言われた理由は「主の前に恵みを得た」(8 節)ことの結果。ノアは、業によってではなく信仰によって義とされた。
(5)「ノアは神とともに歩んだ」とは、神の命令に従ったということを指している。創世記5:22 ~24 でエノクについて語られていることと同じ。(ヘブ11:7 参照)
創世記5:22-24 22.エノクはメトセラを生んだ後、三百年、神とともに歩み、男子と女子を生んだ。 23.エノクの年は合わせて三百六十五歳であった。 24.エノクは神とともに歩み、神が彼を取られたので、いなくなった。
ヘブル人への手紙11:7 信仰によって、ノアはまだ見ていない事がらについて御告げを受け、恐れかしこみつつ、その家族を救うために箱舟を造り、その信仰によって世の罪をさばき、そして、信仰による義を受け継ぐ者となった。
*地上の状態(11 ~12 節)
「地は、神の前に堕落し、地は、暴虐で満ちていた。」(11 節)これは創世記の著者(モーセ)の視点。創世記6:1 ~4 の雑婚によって地は堕落し、その結果暴虐(不法)で満ちていた。
創世記6:1-4 1.人が地のおもてにふえ始めて、娘たちが彼らに生れた時、 2.神の子たちは人の娘たちの美しいのを見て、自分の好む者を妻にめとった。 3.そこで主は言われた、「わたしの霊はながく人の中にとどまらない。彼は肉にすぎないのだ。しかし、彼の年は百二十年であろう」。 4.そのころ、またその後にも、地にネピリムがいた。これは神の子たちが人の娘たちのところにはいって、娘たちに産ませたものである。彼らは昔の勇士であり、有名な人々であった。
「神が地をご覧になると、実に、それは、堕落していた。すべての肉なるものが、地上でその道を乱していたからである。」(12 節)
これは神の視点。
神が地上をご覧になられた時、全地は堕落していた。サタンの妨害が大きかった。これが洪水が起こされた理由。
ノアの時代の人たちは堕落していた。
今の時代はどうだろう?
人々が神を無視し、自分に都合のいい道徳基準で生きている。
神は何を感じているのだろう?
やがて神の裁きが全地を襲う。その前に伝道しょう。神と共に歩む人は幸いです。
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