仕事ってなに?
みなさん仕事は楽しいですか?
この問いに、心の底から楽しいです!!!!
って答えられる人はめっちゃ少ないと思います。
なぜなら僕が今まで出会った人で、マジで仕事サイコーーフォー!!!!
って人は数人だからです。笑
もちろん僕も仕事で楽しい、って思ったことはありますが、仕事は楽しむものじゃない、って思っていたし、仕事はお金を作るものだ!とか、どうやったらもっと年収が上がるか、ばっかり考えていたので、僕も同じです。
だって、目をキラキラさせながら「仕事、楽しいです!」と言う人がいますよね。そういう人を見たとき、皆さんはどう思いますか?
素直に納得できる人もいるかもしれませんが、どこか「うさんくさい」と感じませんか?
仕事って、本当に「楽しい」のでしょうか?
今回は、「仕事の楽しさ」の正体について、書いていきたいと思います。
なぜなら、僕がやっている仕事は今4つほどあるんですが、どれも最高に楽しいからです。
でも、なぜ仕事が楽しい!と言える大人が少ないか?
その理由もこの記事でわかりますし、じゃあ楽しんでいる人はなぜ?っていう理由もわかりますので、ぜひ最後までお読みください!
1、仕事って楽しい?
そもそも、働く理由って、いったい何だと思いますか?
・生活のため
・時間を持て余してしまうから、暇潰し
・みんな働いているから
この質問をすると、こんな理由を答えてくれる人が少なくありません。
働く理由として、「社会のためになるから」という答えを挙げる人もいます。でも冷静に考えてみると、会社に入って1年目って戦力になっていない人もいます。
(特に大企業は研修に重きを置いている場合もあるので)
なので、とてもじゃないけれど社会貢献している実感なんか得られない人が多いのが現実です。
ではなぜ、毎日長時間、休みも少ないのに、楽しくもないって思っているのに、仕事って続けられるのでしょうか?
僕は仕事の楽しさって、部活で感じられるもの一緒と考えています。
2、仕事は構造的に部活と同じ
学生時代に、サッカー部や野球部に所属していた人にその頃のことを思い出してもらい、「楽しかったか」どうか尋ねてみると、大概の人が「つらいこともあったけど、いま考えると、楽しかった」と答えてくれます。
この感覚こそが、仕事を自主的に続けられる感覚の正体です。
部活動の大半を占めるのは、練習です。
多くの部活動では、活動時間の9割近くを練習に費やしているのではないでしょうか。練習と試合ではどちらが楽しいか?
答えは、ほとんどの人が試合と答えると思います。
つまり、楽しい試合は活動時間のたった1割しかないんです。
さらに言うと、仮に試合に出たとしても、例えば野球の場合、バッターボックスに立つ時間より、ベンチにいる時間のほうが圧倒的に長くなる。
ベンチで自分の打順を待っているより、実際にバッターボックスに入ってピッチャーと対決するほうが楽しい。
でも、その時間はほんのちょっとしかないのです。
守備でも、自分のところにボールが飛んでくるのは、キャッチャーやファースト以外は案外少ないので、ほかの時間はボールが来るのをただただ待ち続けなくてはいけない。
つまり、バッターボックスでピッチャーと対峙したり、自分のところにボールが飛んできて、華麗な守備を見せたりできるチャンスは、野球というスポーツの場合、非常に少なく、どう多く見積もっても、せいぜい1試合の中の1割もないのです。
先ほど、部活動に費やす時間の9割が練習で、試合は1割にも満たないという説明をしました。
その少ない試合時間の中で、個々のメンバーが面白いと思える時間は、これまたせいぜい1割程度しかありません。
これらを合わせて考えると、部活動に使っている時間のたったの1%しか、個々のメンバーが面白いと思える時間は存在しないのです。
さらに言うと、その貴重な1%の時間にチャンスが巡ってきて、ヒットやホームランが打ててチームに貢献できれば、確かにうれしいし、楽しいけれど、いつもいつもそううまくいくわけではない。
だってイチローや大谷だって7割はうまくいかないんですから。
凡打を打ってせっかくのチャンスを潰してしまったら、決して楽しくはないはずです。また、守備でも、たまに飛んできたボールをうまく処理できず、相手に点を取られてしまったりしたら、やはり楽しくはない。
つまり、部活動に費やしている時間のうち、自分が活躍できた時間しか楽しくないとしたら、それは全体のゼロコンマ何パーセントという、ものすごく短い時間でのことでしかなくなるのです。
しかし、それでも運動系の部活をややっていた人は、「楽しかった」と思っているのです。
これは、運動系に限らず、あらゆるクラブやサークル、仕事に共通なのではないでしょうか。
このように、ホンのちょっとしか楽しいことはないけれど、それでも「今考えると、楽しかった」と感じられるところが、部活と仕事が共通している点なのです。
社会人の方はご存じだと思いますが、仕事って基本的に大変です。
ミスは許されないし、気の合わない上司ともうまくやらなくてはいけないし、お客さんにはどんなにむちゃなことを言われても、言われるがままだし。
でも、たまに、ホンのたまにですが、お客さんから感謝されたり、ヒットを飛ばして上司から褒められたりすることもある。
こういう、たまにあるうれしいことが「楽しさ」になって、四十数年間も続けられる原動力になっているのです。
3、学校の授業はなぜつまらない?
これの理由がもう完全に明確です。
学校の授業では、学生が「受け身になる」からです。
日本の大学の場合、教員が学生に向けて講義をするスタイルの授業が大半で、学生は基本的に先生の話を聞いているだけになります。これでは自分が参加している実感が湧かなくなっても無理はなく、結果として面白いとは感じられなくなります。
もうひとつの理由は、学校の授業では自分が必要とされている実感がまったくないことが挙げられます。たとえば、あなたが1時限目の授業を寝坊して休んでしまったとします。その場合、クラスのほかの人たちに何か迷惑がかかるでしょうか?
そんなことはありません。あなたが教室内にいようといまいと、授業はいつものように淡々と進みます。授業に出ようと出まいと、誰からも気にしてもらえないということは、朝起きて学校に行くために、つねに自分自身を鼓舞し続けなくてはいけない。これを長く続けるのは、想像以上に難しいことです。
仕事は学校を卒業すれば、この延長線上で唐突にやってきます。
だから行きたくないとか、いかなくても大丈夫だ!って感情が残っているんです。
会社という大きな組織には、さまざまな部署やポジションが存在します。
花形と呼ばれる脚光を浴びやすい部署やポジションもあれば、社内の多くの人に存在すら知られていない、目立たないところもある。
しかし、会社である以上、その目立たない部署やポジションも何らかの役割を担い、そこでの仕事をこなさなくては会社として機能しないようにできています。
だから、たとえ縁の下の力持ちのような役割の仕事でも、自分の欲求や強みが満たせる仕事を見つけることが大事なんです。
4、仕事を楽しくするポイント
多くの人にとって、人生の中では、仕事をしている時間がいちばん長い。
仕事が充実しないで、人生が充実するはずがないじゃないか。余暇が充実していたって、それは人生の一部が一時的に充実しているだけ。
僕もつい最近までそんなことに気づいていませんでした。
皆さんも、「休みが多くて楽で早く帰れる仕事がいい」なんて考えず、「たまに楽しい」、そして「参加している」「必要とされている」実感の得られる仕事を選びましょう。
このように、部活と同じように、たまにある「楽しさ」、そして「参加している」「必要とされている」実感が、労働時間が長かろうとも、休みが少なかろうとも、四十数年間、働き続けられるドライブになっているんです。
ただ正直、仕事の場合、楽しいことより、つらいことのほうが多いのが偽らざる事実です。しかし、この要素があれば、全体としては「楽しい」と感じることができるのです。
そしてこのことは、どうも世界共通のようです。米国人の知り合いに、こんな質問をしたことがありました。
「日本では会社が大家族みたいで、会社に滅私奉公しながら、真剣に長く働く必要がある。欧米だったらワークライフバランス充実で余暇が充実しているから、仕事は楽しくなくてもいいんだよね?」
彼の答えは、私の想像とはまるで違っていました。
「そんな馬鹿な話はないだろう。早く帰れて家で趣味をやる、家族と過ごす、そこが充実しているから、人生は充実している。そんなふうに日本人は米国人のことを考えがちだけど、よく考えてくれ。
1日のうち8時間寝て8時間働いて、仕事の往復に1時間ずつかかっていたら、昼休みで1時間拘束されると、残りはもう5時間。だから、どんなに楽な会社に勤めていたとしたって、余暇の時間より仕事の時間のほうが圧倒的に長いじゃないか。
恋人と過ごすのもいいけど、いつまでもラブラブじゃないだろうし、子どもができたら子どもはかわいいだろうけど、いずれ自分の手を離れていく。
じゃあ仕事は何を基準に選べばいいの?
って思いますよね?
5、仕事とは人の役に立つこと
まず前提の話しからします。
仕事ってなに?
っていう質問の正解がこちらです。
仕事とは「人の役に立つこと」
お給料や売り上げは、その対価としていただいているものです。
これを忘れている、または知らない人があまりに多くいます。
なので、役に立つことでなければダメです。
じゃあ、好きを仕事にとかできなくね?
とか言ってくる人もいますが、そんなことはありません。
好きなことで役に立てばいいんです。
コーチングセッションでは、仕事のGOALをWant toを使って設定していくんですが、これが大事。
自分の強みや欲求は、好き以上の感覚です。
なぜならすでにずっとやり続けてしまっていることだから。
例えば、僕の友人でマーケターをやっている人がいるんですが、僕のコーチングセッションを受けるまでは営業をしていました。
彼は高校時代の部活が一緒だったこともありマーケターに向いていることはセッション前からわかっていました。
なぜなら、彼は試合中もずっと相手チームの分析をしていたり、自分のチームのことでも、今日はこのままだとおそらくこういう展開になるだろうから、こんな感じで先手を打っておいた方がいいかも、みたいな会話をずっとしていたんです。
それは部活以外の、運動会や文化祭、学校の授業でも同じ。
聞くと、小学校、中学校時代も同じことをやっているし、今の仕事でも営業をやるより、どうやったら売れるかどうか、売れない時のために、いくつか別の方法を考えている時間の方が圧倒的に好き、とのこと。
もうこれだけ書けばわかりますよね。
彼がやっていることはずっと同じなんです。
なので、僕が言ったのはこれだけ。
売るんじゃなくて、売れる仕組みを作る方が絶対に好きでしょ?って。
じゃあマーケティングだよね。ってなり転職し、今は仕事が楽しい楽しいって働いています。
いかがですか?
これが人生を通してやってしまっていることの凄さです。
ちなみにこれ全員にあります。
だから、この力をつけてくれたコーチングに僕はめっちゃ感謝しています。
自分らしさ使って、自分の人生を生きたい方はぜひDMください。
仕事って最高に楽しいじゃん!って人生に変えましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました!
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