自社サイトで物件の広告を行う時に大切にしている事
こんにちは。不動産屋の松野まきです。
弊社では物件の募集を広告する自社ホームページを作成して、自らで運営しています。
通常、不動産の仲介業は自社の物件ではなく、物元(管理会社やオーナー)が募集している情報をもとに広告を行い、買主・借主を見つけるのが一般的です。
そのため、掲載する物件数が数百から数千、時には数万件に及ぶ会社も少なくありません。
弊社は規模の小さな会社ですので、あまり多くの物件は扱っていません。
自分たちの目で空室状況や物件内部の情報を把握し、確かな情報に基づいてお客様のご質問にお答えできる範囲で広告を行うことを大切にしています。
今回は、自社サイトで広告を行う際に大切にしていることについてお話ししたいと思います。
自社サイトへの流入経路
通常、インターネットを活用して物件の広告活動を行う際、Google検索からの流入を重視します。
「地名+賃貸」や「マンション名」といった検索キーワードで、自社サイトが検索結果の上位に表示されることを目指し、日々取り組んでいます。
しかし、例えばスーモなどの大手ポータルサイトは、豊富な資金を投入してサイトを構築・運営しているため、検索結果の上位を占めていることが多いのが現実です。
そのため、私たちのような中小企業が独自の力だけでこれらの大手と競い合うのは決して簡単ではありません。
一昔前は、被リンク対策やサテライトサイトなどの外部SEOが有効とされていましたが、現在ではその手法も通用しなくなっています。
SEOの専門業者も多数存在しますが、昔と比べるとSEOの世界はより複雑で、繊細な対応が求められるようになっていると感じます。
(※弊社ではこれらのサービスを利用していないため詳細な技術については把握していません)
自社サイトで大切なのは定期メンテナンス
大手ポータルサイトが占める市場の中で、私たちが重視しているのはサイトの定期メンテナンスです。
かつてのGoogleでは、一度上位表示されるとそのポジションを長期間維持できることもありましたが、現在では検索順位の変動が激しくて常に更新が求められます。
順位を左右する要因は多岐にわたりますが、その中でも情報の新鮮さやコンテンツの定期的な追加は、大手ポータルに立ち向かう重要な材料だと感じています。
物件の状況は日々変化していきます。
そのため、掲載している情報が実際の状態とずれないよう、タイムリーな更新を心がけています。
弊社では、自社サイトをはじめとする物件広告の運営を私自身が中心となって担当しています。
日常的にはバックオフィス業務に携わる時間が多いのですが、定期的に掲載物件やその周辺エリアを訪れるように心がけています。
たとえば、タワーマンションでは季節ごとの住民向けイベントや、共用施設のメンテナンスが行われることがあります。
こうした物件の特徴は、入居を検討している方にとって重要な情報となるため最新の状況を把握するよう努めています。
また、物件の周囲で新しくオープンした店舗や、閉店してしまった店舗がないかなど、住む人が関心を持ちそうな変化には常にアンテナを張っています。
弊社では自社サイトだけでなく、ポータルサイトにも物件を掲載しています。
これらの広告運営においても、同じように現地で自分の目で確認した情報をもとに取り組むことを大切にしています。
結び
自社サイトの運営で重要なのは、Google検索での順位を意識することと、お客様にとって有益な情報を届け続けることの二つだと考えています。
この二つは相互に影響し合い、ユーザーにとって有益なサイトこそが、自然と検索結果の上位に表示されます。
どれだけ優れたサイトであっても、ユーザーの目に触れるための流入経路がなければ、その価値を伝えることはできません。
だからこそ情報の質と更新を怠らず、継続的なメンテナンスが不可欠だと考えています。
今後も、実際に足を運び、自分の目で確かめた情報をもとに、リアルで役立つコンテンツを提供していきたいです。
お客様に信頼されるサイトを目指し、一歩一歩着実に取り組んでいきます。
Xでも不動産ネタ呟いています!→https://x.com/mm_fudosan/
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