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物件選びの基準にする程ではない ちょっと嬉しい間取りポイント
こんにちは!不動産屋の松野まきです。
長年のバックオフィスの経験を活かして、不動産業界の「中の人」目線で不動産のことを語ります。
今日お話しするのは何気に嬉しい間取りについて。
物件の内覧で良し悪しを判断する材料は色々ありますが、
一番はやっぱり全体の雰囲気。好きか嫌いかが大きいです。
あとは間取りの使い勝手や古さ、内装、明るさなど、
実際に暮らし始めた時に自分の生活にマッチするかどうかで判断されることが多いかと思います。
内覧の時って家具が入っていない=生活感のない状態なので、
入居後のことは頑張ってイメージを膨らませるしかありません。
それに、内覧の時って良いところと悪いところに気を取られるので、
細かい部分は見落としてしまうこともしばしば。
不動産のプロの目線で見て、
さりげなく生活が便利になる地味な推しポイントをご紹介します。
お部屋選びの基準にするほどではないけど、該当していたらちょっと暮らしのクオリティが上がるかもしれません。
玄関ドアから室内が見えない
玄関のドアを開けてまっすぐ直線状に居室のドアが無いこと。
住んでみて実は結構メリットを感じるポイントです。
宅配やデリバリーでドアを開ける際に室内の様子が見えません。
特に女性のお一人暮らしだと防犯面でも安心です。
室内を見て女性の一人暮らしだとすぐにバレてしまうのは少々怖いですよね。
ドアを開けて目の前が壁やシューズボックスだったり、廊下が曲がっていたりすると室内の様子が見えにくいです。
クローゼットの奥行きが深い
クローゼットのサイズというと横幅に目が行きがちですが奥行きの長さもとっても重要です。
なぜかと言うと、奥行きが浅いとモノによっては衣装ケースが入らないなんてことも。
それにクローゼットの扉を閉める時に服の端が挟まることも結構あります。
奥行きが深ければダウンコートもすっぽりおさまります。
テレビ端子がリビングに複数ある
コンセントは部屋の中にいくつかありますが、
テレビ端子は部屋の大きさに応じてあったりなかったり。
お部屋が広くても必ず複数ある訳ではないので、
2箇所ついてればラッキーです。
テレビを置きたい位置に端子が無かったら延長するしかないので、対面の壁2面にあったりすると意外とありがたいのです。
リビングに壁が多い
ファミリータイプだと洋室が隣接していたりして、リビングにドアが多い場合があります。
通常は一面がバルコニーの窓ガラス、一面がカウンターキッチンな場合が多いため、残りの二面で家具の設置できる壁部分が少ないと、インテリアの配置の自由度は下がってしまいます。
自由に使える壁が多いと、その分家具の配置が色んなパターンで楽しめるという特徴があります。
トイレがドアを開けて正面にある
これは私の個人的な好みかもしれませんが(笑)、ドアを開けた時に正面にトイレが配置されていると、掃除がしやすいと感じます。
一方で、ドアを開けて直角に(トイレの側面が見える状態)設置されていても、トイレと壁の間に十分なスペースがあれば問題ありません。
ただし、そのスペースが狭いと掃除する際に少し窮屈さを感じてしまいますね。
あと、現在私の3歳の娘が絶賛トイトレ(トイレトレーニング)中なのですが、その際にも正面にトイレが配置されている方がトイトレやりやすいよな~と感じています。
以上、ちょっと物件選びの基準にする程ではないけれど、該当していればちょっと嬉しい間取りのポイントでした。
内覧の時はぜひ参考にしてみてください!
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▼この記事を書いた松野まきはこんな人。
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不動産のバックオフィスから独立開業した話
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