平等、不平等、…。
流行語大賞に「ジェンダー平等」がノミネートされた。
これをテレビで見てから、
「男女平等」という言葉が私の中で共鳴し合って、自己対話に入る。
〝平等〟って何なの?
娘とお菓子を一緒に食べるときに、
1個、2個、3個、…と娘が数え出す。
お父さんの方が1個多いよ。ずる~い。
私は大人だし、娘はまだ小さいから、少なくていいの。
ええ、なんで~。
結局、同じ個数に揃えてあげる。それだけで満足する。
数は同じだが、これを平等と呼んでいいものなのか。
上の論理は、大人目線でしかないから、不平等だ。
確かに、子ども心でいうなら、少ないより多い方がいいのは当然だ。
でも、いつも同じ数、量というのも如何か。
なかなか悩ましい。
何をもって平等と捉えるかは、個人の基準(考え方)次第である。
だから、平等でないと思えば、平等ではない。
仮に、個数が異なっても平等だと思えば、もちろん満足するはず。
敢えて、平等にしましょうといって事を成すことが果たしていいのか。
言葉そのものを否定しているわけではなく、
言葉なんて存在しなくても、
良い形で汲み取ってあげたり、
分かち合ったりすることの方が大切な気がする。
そんなことを思った。
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