見出し画像

カレンダーと概日リズム

月曜日から、やっと連休が始まった。
今日は4日目なので、もう明日で休みが終わってしまう。
去年の春までずっと、私はカレンダー通りに休む生活をしていた。
たまに取引先の都合で土日の仕事が発生しても、基本的には週末が休みだった。
去年、職場を変えてから、平日が休みになった。
私の職種は火・水がお休みで、会社は水・日が定休日。
当然、ゴールデンウィークの連休も、通常のカレンダーとは違う。
平日休みでも、私は特に不便は感じない。
ただ、変な感じがするだけ‥
頭では分かっていても、身体が認識できていない。
曜日もかなり曖昧で、自宅のゴミ出しの日を間違えて、家族に指摘されたりする。
そのうち慣れるかなあと思っていても、なかなかそうならない。
長い年月をかけ、身体覚えた習慣は、そう簡単には消えないのかもしれない。

連休の初日も(私の場合は月曜日)地下鉄の混雑に、えっ? と、思ったのも束の間、すぐに平日だと気づいた。
私は休みでも、世間はそうじゃない。
もちろん、その逆も。

この違和感、いつかなくなるだろうか?

ずいぶん昔のことだけれど、アメリカで時差ぼけを経験した。
朝方の変な時間に目が覚め、もう眠りに戻れない。
頭も妙に冴えていて、身体の隅々まで目覚めているような感じだった。
あの全身が起きている感覚は、あの時だけだった気がする。
三日目に、私は寝るのをあきらめ、目が覚めたらさっさとベッドから出て、シャワーを浴び、本を読んだ。
ルームメイトは眠りが深く、まったく気づいていなかった。
そういえば、彼女はいつまでも目覚ましのアラームを止めなかった。
眠りが深いと、目覚めが悪いのかもしれない。
時差ぼけは、ちょうど一週間続いた。

体内時計は一日周期(24時間)なので、慣れるのもそれほど時間がかからないのかもしれない。
休日は、どうなるんだろう?
一週間周期(7日)? それとも、一年周期(365日)だろうか?

どちらにしても、まだ時間がかかりそうな気がする。

いいなと思ったら応援しよう!