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五感で感じるお伊勢参り
一生に一度はお伊勢参り
江戸時代に生きた人たちにとって伊勢神宮に行くことは特別なことであり、当時広く伝えられていた言葉。
関西で育てば修学旅行や遠足など、一度は訪れたことのある人も多いはず。
わたしも小学校の修学旅行で参拝して以来、何度も訪れたことのある地だった。
最近ささいなタイミングで伊勢神宮と耳にすることが多くなっていた。
久しぶりに行きたいな。
そう思ったときが、訪問するにはベストなタイミングだと考えている。
きっと伊勢神宮に呼ばれている。
伊勢神宮 外宮
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伊勢神宮は外宮と内宮の二つの大きな神宮で構成されている。
まずお伊勢参りは外宮から参拝するのがならわし。
外宮にお祀りされているのは豊受大御神。
自然が多くマイナスイオンが溢れているのか?空気を吸うだけでいつも気分がよくなる。
何度も深呼吸を繰り返しながら参道を歩く。
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二礼二拍手
「お久しぶりです、こんにちは。また訪問させていただきました」とご挨拶。
そして一礼
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樹齢何百年を超える立派な大木がたくさんあり、手で触ってその偉大さを感じてみる。
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普段から歩いているから体力には少し自信があったけど、階段はそろそろつらくなってきた。
これを機に体力つけたいし体幹鍛えようかな。
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今回は参拝目的というよりは気軽に自然の多いところで、ゆっくり過ごせたらいいな、くらいの気持ちだった。
ぼんやりのんびり歩いていると、誰もあまり気づかずに通り過ぎていくようなことに気づいてくる。
なんの木だろう?
みかんかな!?
伊勢神宮 内宮
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外宮前からバスに乗り内宮へ移動。
内宮にお祀りされているのは天照大御神。
内宮の入り口は大鳥居をくぐり五十鈴川にかかる宇治橋を渡ることからはじまる。日常の世界から神聖な世界を結ぶ架け橋と言われている。
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こちらでも「また来ました。おじゃまさせてもらいます」とご挨拶。
深い緑に囲まれ澄んだ空気と鳥たちのさえずりに柔らかな日差しが、わたしの心と体をゆるませる。
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今の季節は冷たいかな?
右手でやさしく水面をなでてみる。
そして透き通った川のせせらぎの音も感じてみる。
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いつも二つの神宮を参拝して感じることはその時の相性。
別に比較をしたいわけではないが、つい感じてしまう。
前回訪れたときは外宮が心地よく癒された。
その日の参拝者混雑状況?天候?それともわたしの心の在り方?
なにを基準にそのように感じるのか自分でもわからない。
だけど今回相性良かったのは間違いなく内宮だった。
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木漏れ日のさす参道を歩くと、清々しく再びここに来れたことを嬉しく思った。
おはらい町とおかげ横丁
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参拝後はたくさんの土産物店・飲食店や商家が建ち並びぶ、レトロな町並みと石畳の通りが美しい、おはらい町とおかげ横丁で町歩きが楽しむ。
伊勢神宮参拝後、毎回ここにくるのがわたしのお伊勢参りのならわし。
ここからはわたしのお腹のスペースと予算が許す限りの食べ放題。
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まずは伊勢うどんを食べて
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次に松坂牛串を食べて
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定番中の定番、赤福を食べて
伊勢といえばやっぱり赤福。
伊勢神宮くるときはいつもこちらに立ち寄る。
300円で温かいほうじ茶もついてくるから、甘いものちょっとつまみたいときには良い。
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蒸し牡蠣食べて
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また牡蠣フライ食べて
わたしは牡蠣好きなもんで。
残念ながらここでリタイア。
もちもち太麺が美味しかった伊勢うどんを、もう一杯くらい食べたかった。
この日の夕ご飯用のスペースを空けれたらよかったのに、そんな都合の良い体の構造にはなっていなかった。
ちなみにデザートは別腹もわたしには通用しない。
満腹中枢まわるのわりと早いタイプ。
二周目の内宮を散歩
腹ごなし、消化のために内宮をもう一周した。
本当は一日中歩きまわって体は結構疲れていた。
だけど伊勢神宮に流れる、澄んだ空気を吸いたかった。
それくらいわたしにとっては気分のよくなる場所だった。
何度も手を合わせるのも違うかな?と思ったので参拝というよりはもう参道を散歩。
途中休憩を挟みながら二周目も終え、そろそろおいとまさせていただこうかと、出口に向かいながらメインの参道ルートから少し外れた先に目をやると
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え?
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えぇ??
鹿いるやん!!
伊勢神宮を何度も訪れたことはあったが、鹿に遭遇したのは初めてだった。
奈良やん。奈良の鹿やん!!
このツッコミ癖。
切実にやめたいと思った時期もあったけど、関西人のさがとしてもう受け止めている。
野生なのか?奈良の鹿のように、すぐ目の前の距離にいた。
しかし奈良の鹿と同時に頭に浮かんだことは、もののけ姫に出てくる鹿のような動物のことだった。
あの子、もののけ姫の鹿みた〜い
ん?
でもあれって神様じゃなかったっけ!?
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多種多様な動植物が生息する豊かな森、伊勢神宮で身も心も洗われる参拝をした。