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造形がもたらす情感

皆さんおはようございます☀
社長の松本真和です🐈‍⬛

昨日の終礼報告
最近、前髪の作り込み(自然なカット)が課題の(☺Y)さんですが
カット施術において、テキスト通りを目指しすぎて「パッツン」とした感じになってしまうと言う課題を抱えていました。

今回は、伝授されたナチュラルフォール技法を取り入れた結果、良い塩梅の仕上がりであったことを報告してくれました。

今日は、このケースを起点に「テキスト通りのカット表現と、お客さまが日常で感じる髪の情感には差がある。」と言うことについて考えてみます。

テキストは、その性格上、誰が行っても同じスタイルを切り上げること自体が目的です。しかしお客さまがカットをされる目的は、スタイルそのものなのでしょうか?お客さまがカットによるご満足を実感するのは、切り上がって合わせ鏡を見た時だけなのでしょうか?
お客さまは、生活の中で、カットの造形から様々な情感を受け取ることになります。それは、さり気ない勇気付けであったり、慰めであったりします。
お客さまの意識・無意識を体現する造形であればなおさらお客さまの無意識に造形は語りかけるものです。この造形がもたらす情感が、あのスタイリストにカットをしてもらいたいとの動機の伏線になるものです。

まとめてみましょう
完璧なカットをするのに、リピートの少ない技術者がいますが、これは、お客さまのご要望の背景にあるカット造形による情感表現へのインサイトが希薄なこと、若しくは、見当違いであることに起因しています

造形の完成度とは、お客さまの日常の中で陶冶されるものです。

それでは本日出勤チームの皆さん
本日も宜しくおねがいします🤲



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ハイエンド理容室の現場で行っている「終礼対話」&キャスト向け社内SNSメッセージの一部をアーカイブしています。
☀終礼対話(ClosingDialog):キャリアコンサルティング理論に基づく成長対話。その日に体験したエッセンシャルな違和感の言語化を通して内発的成長動機を醸成します。

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