【美山】美山歴1年の元OLが語る、美山あれこれ。
皆様こんにちは。
チーム美山の新人、伊藤です。
実は私、移住ドラフトまで美山を知りませんでした。
夫にいたっては、鹿児島出身にもかかわらず、美山という地名に聞き馴染みがなかったといいます。
ところで美山って、どこ?
まず最初に、美山がどのあたりにあるか説明させてください。
鹿児島県民の方にも、あまり知られていないらしい美山。
伊集院の近く、といえば「あぁ、なるほど」と言われるんだとか。
出典:wikipedia
しかし、人気の旅行ガイドブック “ことりっぷ” の連載「暮らしと、旅と…」では特集が組まれるくらい、知る人ぞ知る人気スポットであります。
薩摩焼の里、美山。
クラフトマンビレッジ美山。
陶芸の町であり、ガラス工房や木工など手仕事の町。
毎年11月に行われる「美山窯元まつり」では、3日間の開催で、人口500人ほどの集落に6万人ものお客様を動員するほどなんです。普段の日の120倍!(驚)
※ちなみに今年は、11月2日(金)、3日(土)、4日(日)です!
美山へはどうやって行くの?
交通の便だって、悪くないんですよ!
①鹿児島一の繁華街、天文館から車で30分。
②鹿児島空港からは車で45分。
③鹿児島駅前バス停から美山バス停まで、1時間5分。
④鹿児島中央駅から美山の最寄り駅である東市来駅までは鹿児島本線で22分→その後バスで3分もしくは徒歩で30分
⑤鹿児島空港から伊集院駅まで空港バスで1時間1分→その後バスで12分。
どうです!
それって近いのかなぁ…?と思ったあなた。
ここは鹿児島。
南北600kmに広がる大地ですよ!
そう考えたら、ね、近いでしょ。
小説の舞台にもなった美山
私:「昭和31年まで、「苗代川」っていう地名だったみたい」
夫:「そこって、司馬遼太郎の本で舞台になったところ?」
美山を知らなかった夫でしたが、旧名での苗代川として、その地を知っていました。
司馬遼太郎氏の「故郷忘じがたく候」は、司馬氏が実在する人物を書いた唯一の本で、そこに描かれているのは、14代沈壽官氏と司馬氏の交流です。
夫に、美山の素晴らしさを伝える。
鹿児島出身にもかかわらず美山を訪れたことがないという夫に、美山から電話をしました。
なんだか懐かしい匂いがしたこと。
出会った町の方々から温かい言葉をかけてもらったこと。
流れる時間が穏やかで、風情があったこと。
そして、歴史ある町だということ。
「それはよかったな」と冷静に相槌をうつと、最後に一つだけこう尋ねました。
「で、そこから海は見えるのか?」
はたして、美山は海に面しているのか?
非常に残念ながら、海には面していませんでした。
でも日置市には、東シナ海を臨む江口浜という、サーファーにも人気の海岸があります。
夕陽が水平線の向こうに沈んでいく姿が、とっても美しいです。
ちなみに美山から車で5分ほどで、海に行くことができます。
伊藤家、今後の話
「将来どこか」と漠然と思っていたようにみえた夫は、実は「海が見える場所に住んで仕事をしたい」と考えていたようです。
どうやらそれは譲れないらしいので、これからも家探しに奔走していくことになりそうです…(続く)
文責:伊藤明子@東京