【移住ドラフト会議に参加した話】第4話 移住を挫折しかけた話
日南会議のずよです。「移住ドラフト会議に参加した話」第4話「移住を挫折しかけた話」。
タイトルの通りですが、移住を考えることそのものを挫折しかけた時期があります。
首都圏外への移住を検討し始め、ネットで検索してみたものの、移住先の候補がありすぎて全然進まないのです。
どこの地方自治体も人口の減少や流出に頭を抱えており、移住者の募集には積極的です。
なのでどこも地域の良いところを必死でアピールします。
それ自体は悪いことではありませんが、移住する側としては表のキラキラした情報だけ出されてもいまいちリアリティがなく、これだけで判断することは困難です。
ごまんとある地域からどうやって取捨選択してよいものか、その基準すらわかりませんでした。
追い討ちをかけたのが良かれと思って行った移住相談カウンターでした。
実際に現地に足を運んで相談するんだから、きっとネットとは違う手応えが得られるだろうとちょっと期待して望んでしまったのですが…。
カウンターで得られた話しもやや表面的な情報で、特に大きな進展はありませんでした。
さらに相談者に来る人はUターンの人が多く、私のように全く地域に身寄りのない人についてはあまり多くないと言われてしまい…。
移住相談カウンターをディスっているわけではないのです(とても丁寧にご対応いただきました)。「行けば何かわかるはず」というなんとも曖昧な状態で臨んだので、考えて見れば至極当然の結果です。
でも、ネットで調べても現地に足を運んでも、何も判断できない。進展しない。そういう自分が情けなくて、なんだかすごく無謀なことを言っている気がしてきて、気づけば「移住したい」と口に出すこと自体を恥ずかしいと思うようになっていました。
ここからしばらく私は移住したいという気持ちに蓋をして、移住について何も行動しなくなりました。そう、移住ドラフト会議に出会うまでは。
続きます!
日南会議 ずよ
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